ブローハン美術館はシャルロッテンブルク宮殿の向かい側にあります。ユーゲントシュティール(アール・ヌーヴォー)、アール・デコ、ベルリン分離派の家具、陶磁器、ガラス器が展示されています。絵画も少しありますが、私が行ったときは絵画部門は閉鎖中でした。
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ロイヤルコペンハーゲン |
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ロールストランド |
小さめの美術館で、観光客はほとんどシャルロッテンブルク宮殿に行ってしまうためか人も少なめでしたが、ユーゲントシュティールの美術品をまとめて見られて良かったです。陶磁器や銀器の装飾が美しく、少し日本的なものもありました。特にすてきだと思ったのはアイリスの絵付けの飾り皿です。水墨画のようで、床の間(ないけど)に飾りたいと思いました。最近嗜好が老人らしくなってきたのか、宮殿に所蔵されている家具調度や食器によく見られるバラとか金彩にはあまりひかれず、一歩間違えばグロテスクにもなる海の生き物の絵柄などがおもしろいと思うようになりました。この淡い青のグラデーションが水の中のようです。
残念ながら写真撮影はできなかったので、水辺をテーマとした所蔵品のカタログを買いました。2枚目、3枚目の写真はカタログからの転用です。ペーパーナイフは柄のデザインがアール・ヌーヴォーらしくて気に入りました。でもこの形は握りにくいので、実用にはあまり向きません。ミュージアムショップで販売されているグッズも他では買えないようなユニークなものが多かったです。
ガイドブックには掲載されていませんでしたし、ウェブサイトも適当に作っている感がありますが、興味のある方にはぜひお勧めしたい美術館です。
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写真提供 wikipedia先生 |
ウィーンのカールスプラッツ駅です。ウィーン分離派の建築家、オットー・ヴァーグナーによる建築です。ユーゲントシュティールの駅舎として名高く、私が持っているユーゲントシュティールの本にも掲載されていました。色合いの清楚さ、曲線が多いけれどすっきりしたデザインが本当にすてきで、持って帰りたいほどでした。とはいえ、街並みがきれいなウィーンにあるからこそ周囲と馴染んで良いのだと思います。なお、中は老朽化した普通の地下鉄駅です。
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