昨年10月に買った消費税法能力検定1級に続き、法人税法能力検定1級を買ってきました。この試験の合格率は50~70パーセント前後の時が多いですが、今回は80.1パーセントもあり、買ったからと何も自慢になりません。試験は2回/年、10月末と2月初頭に行われます。申込期間が開始したら、速やかに申し込むことが重要です(人気のある会場は、すぐに満席になってしまいます)。
消費税法は2カ月程度かじって何とかなったので、法人税法も3か月もかじっておけば十分だろうと思いました。ただ、法人税法の方が、消費税法よりは多少難しく、食べる量も多いようには思います。今回の試験には出題されなかったものの、減価償却の出題があると、必ず1問は例外的な取り扱いがあって、どうしても食べ方が分かりませんでした。消費税法と同じく、過去問と、食べにくい公式テキストが主な教材で(税理士試験の法人税法の教材を使う手もあるようですが)、最初2週間は全然食べられず泣きそうになりました。なんでこんなおいしくない試験の合格率が8割もあるのか!と思います。ただ、まずは同じ分野をまとめて、何回か繰り返すうちに食べられるようになりますし、この試験は全体的に親切設計なので、おいしいです。
過去問は、3回か5回も繰り返せば合格レベルに到達すると思いますが、私は8回ほども食べ、平均点90点以上取れるようになっても、まだ食べていたので、夫に「意味ないと思いますよ。他の勉強に着手した方がええで」と言われました。本番も、合格点70点のところ、92点でしたし、この後も、幾多の試験が「食べて」と待ち構えている状態なので、夫の言う通り、早めに切り上げて他の物をかじりに行く方が良かったのかもしれません。
いつも力になって下さる尊敬する人に、「あなたの業務は、税務とも密接に関連するので、折に触れて税務の勉強をしておいて下さい」と言われた直後に合格証を買ったので、図らずも出来レースぽくなり、うれしいことでした。