2015年7月23日木曜日

ドイツ語検定3級


1ヶ月に渡る製造実習中、空き時間にドイツ語勉強しました、とアピールした挙句、成果はどうなのよ、と言われると、たいした成果とは言えませんが、合格しました。どんな資格でも、履歴書に書けるのは2級からだそうです。当分履歴書を書く予定はありませんが、3級では趣味のドイツ語という感じで使い物にならないので、もう少し上を目指すことにしたいと思います。

以下のテキスト、問題集を使用しました。ドイツ語教材はあまり選択肢もないので、3級であれば、スタンダードで評価の高いテキスト等を一通りこなせば、難なく合格できるようです。合格点は約6割で、合格率は50%を超えるので、合格しやすい試験だと思います。英検と違って、2級までは面接もありません。



取ったからどうだ、という資格ではないですが、モチベーション維持には役に立つかもと思います。

punka式学習。誰も真似しない。

2015年7月19日日曜日

猛暑の鎌倉



梅雨の晴れ間か、梅雨が明けたのか、天気が良かったので鎌倉へ出かけました。雨の上がった後で、緑は瑞々しいですが、暑い上に湿度も高く、歩くのは結構大変でした。ただ、このお天気だと海に行く人の方が多いためか、お寺は空いていました。


北鎌倉で降りて、東慶寺、浄智寺、明月院を参拝しました。いずれも花で有名なお寺ですが、今の季節は端境期で、名残りのアジサイが少しあったくらいです。


大きな鉢に、一つだけ浮かべていました。この活け方は粋だと思いました。



水琴窟
暑い日はやはり水が涼しげです。噴水よりも、このような静かな水の方が涼しさを感じます。中学校か高校の国語の教科書にも、噴水と鹿威しを考察した文章があったように思います。明月院で水琴窟を聴くことができて、うれしかったです。


アジサイのような蛍石、蛍石のようなアジサイ


アジサイはそこまで好きな花ではありませんが、花を見ていて蛍石に似ていると思いました。



鎌倉遠足の締めくくりは、恒例の清方美術館です。これまで気付いていませんでしたが、夫が「あっちに石があるで」と教えてくれて、ラピスラズリやマラカイト、サンゴの入っている日本画のパレットを見ました。日本画の顔料は高価だと言いますが、こういったものを使っているのであれば高価であるのも頷けます。キューピーちゃんと美女の絵葉書は、夫がぜひ欲しい、と言うので買いました。自分で見ていたら、変な絵だ、と思って素通りしていましたが、考えてみれば清方とキューピーちゃんの取り合わせは意外性がありますし、美女の憂い顔とキューピーちゃんのマンガ顔の対比がユーモラスです。夫は、おもしろいものやユーモラスな要素によく気が付いて、シェアしてくれるので外出が楽しくなります。


このスケッチは「明窓浄机」というタイトルです。オフィスの机の上が散らかりがちなので、机の前に貼って片づけを心掛けようと思います。

2015年7月5日日曜日

第1回ジャパンミネラルショー



東京で開催される大きなミネラルショーは、6月の新宿のものと、12月の池袋のものらしいです。6月は工場実習で行けなかったので、池袋で開催された第1回ジャパンミネラルショーに行きました。当初5月に開催される予定だったのが中止になって7月に開催されたことと、第1回だったためか、お店もお客さんも少なめでした。商品はビーズやルースが中心で、私は原石の方が好きなので、欲しいものはあまりありませんでした。

ミネラルショーは、まず1周目は買わないで見るだけにして、2周目に吟味して買うことにしています。トルコ石の鮮やかな水色のタンブルを買おう、と思って、とりあえず保留にしたところ、20個以上あったそれを、目の前で一人の人に全部買われてしまい、残念でした。他の物の購買意欲も薄れましたが、そのお蔭であれこれ買い込みはしませんでした。

青い鳥の羽が白い母岩に乗っているかのようなカヤナイトは今回のお気に入りです。写真写りが良くありませんが、実物は微妙に透明感があり、よく見るとなかなか魅力があります。一見どれも似通っている、同じ種類の鉱物のバッチから、1個1個見ると、「これしかない」というものが一つあります。必ずしも値段が高いものが自分の気に入るわけでもなく、こうやって選ぶことが鉱物収集の醍醐味かなと思います。

枝サンゴは、赤いのは特に、血管を思わせ、グロテスクで美しいものです。そこがヴンダーカンマー的で、一つは欲しいと思っていました。サンゴのアクセサリーは、中古で手軽に入手できるのに、原木はあまり出回っていないようですし、お値段も張ります。これにチェスの駒のような台座を着けるといっそうヴンダーカンマーな雰囲気になりますが、製作技術がありません。

正多面体、球、卵型と並び、螺旋も魅力的な形です。アンモナイトは1,2個で十分です。たくさんあるとカタツムリを思わせます。

瑪瑙のスライスは、縞模様がくっきりと見えるものが好みです。色の美しさ、透明感から蛍石を愛好する者としては、地味な鉱物という認識しかなかったのですが、色も多様で、奥深いものだと思います。ピクチャーアゲートは、海辺、湖畔、砂漠と建築物、山脈などが私が描くよりもよほどうまく描いてあって、ほとんど奇跡のようなものだと思います。藻か植物のような模様のあるものもすてきだと思います。

買ってきたものを見せたら、夫も「今回はしょっぱいんやな」と言いましたし、ミネラルショーにしょっちゅう行っても石が増えすぎるだけなので、このショーは2回目以降は行かないと思います。

2015年7月1日水曜日

7月の花・スグリ



フサスグリの鉱物のようなキラキラした赤い実が飾られているのを街中で見て、自分でも欲しくなって、駅前の花屋さんで買いました。実は透明感があり、おいしそうです。一粒味見をしてみると(観賞用は食用よりも消毒、農薬使用量が多いため、お勧めしません)酸っぱいだけでまったくおいしくないので、驚きました。ジャムやジュースに加工して食べられることはあるようです。


ベリー類やブドウは、果物の中でも特にきれいで、静物画に描いたり、ヒスイや玉で再現されるのもなるほど、という気がします。私も、技術があればサードニクスや緑色の天然石ビーズでフサスグリを作ってみたいものです。ヴンダーカンマーに興味を持つようになり、そういった悪趣味一歩手前というか、人によっては明らかに悪趣味と言いそうなものを「ちょっといいかも…」と思うようになってきたので、キケンです。

新婚旅行は金沢へ行きました
賃貸アパートなので庭はありませんし、たとえ庭付きの家に住んだとしても、うまく手入れできるとは思いませんが、園芸はすばらしい趣味だと思います。高校生の頃の憧れは千葉大学園芸学部でした。他に行ってみたいと思ったのは、お城に大学があるという、金沢大学でした。お城からは移転してしまったらしく、諦めました。建築を学んでみたかったと言ったり、園芸に憧れると言ったり、はたまたお城にあるという理由だけで金沢に行きたいと思ったり、それでいて英文科に行きたかった社会学専攻で、教員資格を取って採用試験も合格したけれど、会社員になって法務の仕事をし、仕事の役に立たなさそうなドイツ語を学んだり、さらには西洋絵画について調べたりなど、方向性の分からない、脈絡のない者になってしまいました。一番好きなことは昼寝です。