2013年7月15日月曜日

ヨーロッパ旅行 ザッハトルテ、ウィーンのお土産


16歳のザッハー少年が国王のために作ったとか、レシピが門外不出だとか、デメルと商標権を巡って争ったなどの逸話のあるウィーン名物、ザッハトルテを夫がご馳走してくれました。カフェ・ザッハーはホテルに併設されていて、小さめですがおしゃれでウィーンらしい(?)雰囲気です。でもBGMはウィンナ・ワルツではありませんでした。

ケーキにはアンズジャムが入っていて、アンズファンの私としてはうれしかったです。甘くないホイップクリームを沿えて供されます。ケーキ単独で食べると甘すぎる感じですが、クリームと一緒に食べるとなんとも上品な味でした。ジャスミン風味の紅茶も香り高くておいしかったです。売店でお土産にココアを買いました。これなら日持ちもするし、他の所では手に入りにくいようなので、お土産に向いていると思いました。


デメルに行って、エリーザベト皇妃が好んだというスミレの砂糖漬とチョコレートの詰め合わせを買いました。箱がかわいらしいです。スミレの砂糖漬はロマンチックな感じですが、甘い香水を食べているような妙な味でした。やはり花を食べるというのは難しいと思います。チョコレートはおいしかったです。デメルはウィーンで一番くらい有名なお菓子屋さんですが、店員の態度が横柄でした。ドイツでもオーストリアでも店員が無礼で、客とは絶対に目を合わせず挨拶もせず、隣の店員と無駄話をし、釣り銭を投げつけます。デンマークは感じの良い人が多かったですが、ドイツ・オーストリアで買い物をするとちょっと嫌な気分になりました。並行輸入などもあるので気分良く買い物をするには日本の方が良いと思いました。

貝殻は美術館から。ヨーロッパの美術館で買う必然性が皆無ではあるものの、そこで見た静物画にそっくりの貝殻が描かれていたこと、内側もピンク色できれいだったことから、買いました。貝殻は絵になるもので、お花や食べ物よりも絵に描いたとき格段に引き立つように思います。

ヴィンターハルター作
星(エーデルワイス)の形のものはウィーンの観光地のどこにでも売っている、エリーザベトの髪飾りを模したブローチです。本物はダイヤモンドで装飾されていたそうですがお土産のものはスワロフスキーです。スワロフスキーはオーストリアの会社です。ブローチの他、髪飾り、ペンダント、ブレスレットなど同じデザインのいろいろな装身具がありました。シシィ・ショップのウェブサイト

ハプスブルク家御用達だった陶磁器メーカー、アウガルテンのお店を覗きました。ロイヤルコペンハーゲンも日本人が多かったですが、ここでも「日本語が話せるスタッフもいます」と案内されました。手描きの陶磁器は何もかもが手が出ないお値段でした。お店にあった一番小さいものは指貫で、10ユーロくらいなら買おうかと思ったところ、「76ユーロです」と言われたので、カタログだけもらいました。夫が「欲しい食器があるなら毎月少しずつ積み立てておいて、貯まったら買ったらええよ」と言ってくれました。

ヨーロッパに旅行する機会なんて一生に何度もないだろうから、と(無駄な)ものを買って散財してしまったので、しばらくはおとなしく節約生活をしようと思います。

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