トルコのお土産にロクム(ターキッシュ・デライト)をいただきました。「トルコのお菓子」として日本でもそれなりに普及していると思うのですが、求肥のような食感で、いただいたものにはピスタチオやヘーゼルナッツなどが入っています。駄菓子のキビダンゴにも似ています。
イギリスに行ったとき、ハロッズのデパ地下で買ったことがあります。その時はあまりおいしいと思いませんでしたが、いただいたものはナッツが入っていておいしかったです。でも、とても甘いので一度に2個以上は食べられません。
ターキッシュ・デライトといえば『ナルニア国物語』で、登場人物の一人、エドマンドが白い魔女に「一番好きなお菓子はなにか?」と尋ねられ、「ターキッシュ・デライトです」と答えるシーンがあります(日本語訳では「プリン」となっていましたが)。そのターキッシュデライトは今までに食べたことがないほどおいしいもので、エドマンドはこのことをきっかけに物語の上で悪である白い魔女に従うようになります。『ライオンと魔女』と「桃太郎」から言えることは、食感が餅のようなお菓子を持っていると、子供や動物を手なずけるのに使えるらしいということです。
冗談はさておき、私はナルニア年代記は1巻しか読んでいません。子供のころからあまり本を読まなかったので、ナルニアも、トールキンの『指輪物語』も、アーサー・ランサムも読んでいなくて、今さらながらもっと本を読んでおけば良かった、と後悔しています。最近は少しは読書しようとはしているものの、今となってはファンタジーにはあまり食指が動かず、児童文学にはきっと賞味期限があるのだろうと思っています。
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