2013年8月29日木曜日

オンライン中古市場を利用するなら


「非常に良い」状態の本の例(背表紙が本文からはがれている)

 アメリカの店は広すぎて、品物は多いのに探している物は見つからない、ということがよくあるので、通信販売を利用する機会は日本にいるときよりも増えました。日本にいたときはamazonの他、ヤフオクを利用していました。アメリカでヤフオクに相当するのはebayオークションです。yahooでもオークションがあるのかもしれませんが、ebayの方が利用者が多いです。

ebayやアメリカのamazonマーケットプレイスで中古品を買うと、経験則では2~3割くらいの確率で不良品を送ってきます。50回以上の利用実績で、
  • 状態を「非常に良い」と書いているのに書き込み、汚れ、破れ等がある
  • 「新品同様」と書いておいて修理品を送ってくる
  • 「1級品」と書いておいて2級品(3回くらいあった)
  • 割れている
  • 写真に写っているのと別のものを送ってくる
  • 1ヶ月経っても届かない
等がありました。こういったことがある場合、届いた日のうちに写真付きで知らせて、返品、減額、交換などを要請するのですが、中にはひどい出品者もいて、「私が売ったものではない」とシラを切られそうになったこともあります。アメリカでの中古に対する評価が日本よりもかなり甘いのは、amazonマーケットプレイスと、ebayでの数十回の経験から実感しました。写真を撮って送るのも面倒だし、こんなキズがあった、と書くのもなんだか悪質クレーマーになったようで気分が良くないのですが、問題があったときは対応してくれます。日本のように「ノークレーム、ノーリターンで」と言うことは少ないです。

中古品を買うとき、その商品がいかに状態が良いか、ということよりも、細かく見ると新品と比較してどういう欠点があるか、ということを知りたいので、自分が出品する時はなるべくその点、詳しく書くようにしているのですが、とにかく売りたい!何か言われたらその時に対処すれば良い!という考え方なら、あまり欠点については書かないでしょうし、その方がよく売れるとは思います。マーケットプレイスやebayは商品の選択肢がリアル店舗よりも多く、安く買えるのでうまく利用すると便利です。ただし、不良品をかなりの頻度で送ってくるので、その時に対処できる程度の英語力と、携帯電話のカメラより性能の良いカメラは必要です。

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