ペンシルヴェニア州産の銀星石を買いました。石は丸く緑色で、円の中心部分から細い繊維のような結晶が放射状に伸びています。「銀の星」という名前も美しいです。届いたときは上のような姿でした。繊維状の結晶の様子がよくわかり、これはこれでおもしろいですが、肝心の銀星石は母岩の間に挟まっているので、中がどうなっているのか、気になって仕方がありません。数百円のものだったので、思い切って割ってみることにしました。褒められたことではありませんが、メインの石が一番見えていない部分を、包丁の峰で数回叩きました(ハンマーを持っていなかった)。
そうしたところ、母岩が柔らかい砂岩だったので簡単に割ることができて
二つの標本を取り出しました。まさかこんなものが隠れているとは思いませんでした。今年一番のオドロキです。こうしてみると、割る前には結晶のほんの一部分しか見えていなかったことが分かります。鮮やかな緑が現れて、うれしく思いました。
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