切花にした場合、バラは完全に花が開く前の、内側の花弁が巻いている状態があらまほしき姿とされているのだと思いますが、蕾の時、半分開花の時、完全に開花した時、盛りを過ぎた時とそれぞれに別の花のように異なる表情で、バラ園に行くと、一度にいろいろな姿が見られるのが楽しいです。色だけでなく、花弁の形や枚数、開き具合なども品種によって様々で、このように同じ種類の花だけを一ヶ所に集めて咲かせたくなるのも分かります。
旅行で2、3日の滞在であっても、その都市の主要な観光地めぐりをすると、花がどれくらい重要視されているかがだいたい分かる気がします。残念ながら、ボストンはさほど花好きな都市ではなく、パブリック・ガーデンやボストン・コモンの花のバラエティはそんなに多くはないですし、花屋さんも少ないように見受けます。バラ園はボストンで花を堪能できる数少ない場所の一つです。
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