2014年6月8日日曜日

バラ園



ボストン美術館と、その近くにあるバラ園に行きました。以前一緒に行ったお友達に、久しぶりに連絡したところ、何かがっかりするようなことがあったそう で、「ボストンが懐かしい。バラ園の写真を撮ったら送ってね」と言っていたからです。2年前に、5月末に行って、既に盛りを過ぎていたのですが、今回はま だ早かったようで、3割程度しか開花していませんでした。



切花にした場合、バラは完全に花が開く前の、内側の花弁が巻いている状態があらまほしき姿とされているのだと思いますが、蕾の時、半分開花の時、完全に開花した時、盛りを過ぎた時とそれぞれに別の花のように異なる表情で、バラ園に行くと、一度にいろいろな姿が見られるのが楽しいです。色だけでなく、花弁の形や枚数、開き具合なども品種によって様々で、このように同じ種類の花だけを一ヶ所に集めて咲かせたくなるのも分かります。

旅行で2、3日の滞在であっても、その都市の主要な観光地めぐりをすると、花がどれくらい重要視されているかがだいたい分かる気がします。残念ながら、ボストンはさほど花好きな都市ではなく、パブリック・ガーデンやボストン・コモンの花のバラエティはそんなに多くはないですし、花屋さんも少ないように見受けます。バラ園はボストンで花を堪能できる数少ない場所の一つです。

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