2012年7月3日火曜日

ケンブリッヂの古書店



 レッド線のセントラル駅近くのRodney's Book Storeに行ってきました。この古書店はアメリカに来て一番気に入った店です。古書の他、ポスター、絵葉書、わずかですが中古の食器なども置いています。

古書は少し高めで、だいたい定価の半額くらいですが、店内は広くてセレクションが面白く、整然と配列されているので見やすいです。きれいなディスプレイはアメリカの店ではかなり珍しいことです。稀覯本の取り扱いもあるようです。
絵葉書は種類が豊富で絵葉書コレクターの私は涎を垂らしながら(嘘)探しました。景観を損なわないようにするためか、ペーパーバックは奥の少し引っ込んだ一角に置いてあります。随所に面白い雑貨や古いリトグラフなどが陳列され、こんな所にこんなものが、と見ていて楽しいです。アマゾンは便利ですが、こういう店に行くとやはりリアル本屋さんもなくならないでほしいなぁと思います。

道路を挟んでだいたい向かい側にもう一つの古書店、Seven Starsがあります。こちらはオカルト、スピリチュアリズム、宗教関連の本とパワーストーンを置いていて、ロドニーの店とはまた異なる雰囲気です。オカルト本は読まないので、中はあまり詳しく見ていません。

一駅電車に乗り、ハーヴァード駅で降りてRaven Used Booksに行きました。半地下の倉庫のような店内で、本以外は売っていません。古書はロドニーの店の半額程度です。商品は少なめですが、小説が充実しています。YA小説は図書館で借りて読んでいましたが、英語能力が低い故、普通の大人向けの小説は登場人物や単語の意味をメモしながら読まないと、途中で分からなくなるので古書を安く買って読みます。

P.G.Wodehouseを読書中
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