【題材】
ハメルンの笛吹き
【あらすじ】
のう胞性繊維症を抱える少年、ザルツの見た、13世紀ドイツのハメルンの町。ネズミが大発生し、穀物は麦角病に侵され、これを食べた人々は次々と四肢の収縮、妄想、死産、死亡に至ります。笛吹きによってネズミは駆除されるのですが、ハメルン市長が代金を支払わなかったため、子供たちが連れ去られます。病気の描写がグロテスクであり、他にも妄想に駆られての暴力、家族殺し、魔女集会など、ネガティブな事件ばかりが次々と起こります。しかもラストは地獄絵図のようです。
【感想】
題材として面白いですがあまりにも暗く、読んでいて気分の良いものではありません。残虐なのが好きな人にはいいかもしれません。ただ、娯楽のための読書なのでもっと楽しい話を読む方が好きです。
【評価】
★★☆☆☆
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