2017年12月2日土曜日
東京ジャーミイ
「もし、あなたにあらゆる能力が備わっていて、どんな勉強でもできるとすれば、何を勉強しますか」という質問を、家族や親しい友人にしてみると、ほぼ間髪を入れずに、思いも寄らなかった答が返ってくるのでおもしろいです。私は、もし数学的な能力があれば、建築を勉強してみたかったです。建築を勉強することは適いませんが、美しい建物を積極的に見に出かけたいと思っています。
東京ジャーミイは代々木上原駅の近くにある、日本最大のイスラーム礼拝堂です。夫に「モスクに行ってみようと思います」と言ったら、「イスラームに入信するんやな。ええと思うわ」と言われました。甚だ不信心ではありますが、建物目的であって、入信目的ではありませんでした。
ドームにモザイクが施され、ステンドグラスから外の光が差し込む礼拝堂でした。イスラーム建築は、西洋建築とはかなり違う特色があるようです。画像検索すると、豪華絢爛な写真が検出され、くらくらします。本場のモザイクは、東京ジャーミイよりも100倍くらい模様が細かく、凝ったデザインですが、東京ジャーミイのモザイクやステンドグラスも、すっきりとして控えめで、美しいと思います。
訪問した日は、バザーが開催されていて、礼拝堂では子供たちがコーランの暗誦をしていたので、早々に退散しました。礼拝中は写真撮影は禁止なので、じっくり見学で来そうな時間帯を見計らって、再訪したいと思いました。
バザーで、カルダモンとダマスクローズのドライフラワーを購入しました。バラは、名前のとおり、シリアから輸入されたものです。琴ペンの卵立てに飾りました。東京で見られるイスラーム建築きれい!のようなミーハー的な感想に留まらないで、西アジアの情勢や、何が問題となっているのか、もっと関心を持たないといけないと思いました。
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