夫が「せっかく帰国したんだから、旅行してきや」と言ってくれたので、日帰りで鎌倉に行きました。渡米前は神奈川に住んでいたので、鎌倉は何度か週末に遊びに行ったことがあります。
両脇に紫陽花 |
北鎌倉で電車を降り、お寺を見た後、鎌倉駅近くの鏑木清方美術館へ行って、江ノ電に乗って海を見るコースにしました。紫陽花の名所、明月院へ行きました。梅もよく咲いていて、大きな木の根や、岩などが自然のままの姿で、山の中に切り拓いた感じのお寺でした。「月」に因むのか、うさぎを飼っていて、庭園や茶店にもうさぎモチーフが見られました。菖蒲園(花の季節以外は立入禁止)を見渡せる、本堂の丸い窓も月を模しているのでしょうか。竹の陰から顔を出していた天女さんも月と関係があるのかもしれません。
梅が見たかったので、浄智寺に行くつもりでしたが、線路を横断しそびれて行けませんでした。建長寺へ行きました。本堂は大きくて立派ですが、まわりの小さなお寺も風情があります。門から中を見るたとき、庭木や灯篭が絵になるように配置されていると思いました。
鶴岡八幡宮はスキップし、小町通から一本入ったところにある、鏑木清方美術館へ行きました。もと清方邸を改装した小さな美術館で、展示も少ないですが、いつも展示に変化があるので、鎌倉を訪れる度に立ち寄ります。大通りの賑わいとはうって変わって、静かな所です。寺社仏閣めぐりで脚が少し疲れると、喫茶店などにはいらずに、ここの椅子に座って庭を眺めるのが気に入っています。清方関連の図録や絵葉書などのお土産品も豊富です。
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