今回は、ジョン・ラスキンを軸に据え、150点弱が展示されていました。展示内容も、絵画(素描、水彩、油彩)、書籍、ステンドグラス、モリスの壁紙や家具、タペストリーと幅広く、見応え十分です。一部、写真撮影可能の部分もあります。
ロセッティの油彩画は本展覧会の目玉であるように思いますが、個人的には、アーサー・ヒューズのかわいらしい作品が見られたことがうれしかったです。また、バーン・ジョーンズの描く「ピュラマスとシスビー」は小品ながら、清らかさが印象的です。夫はレイトン卿の「母と子」が良かったそうです。
入館料一般1700円はやや高い気もしますが、欧米の美術館に行っても、ラファエル前派だけをこれだけたくさん集めた展示はなかなか見られないので、妥当なのかもしれません。平日の夕方に再訪するのもありだなと思っています。
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