2018年1月20日土曜日

『皆殺しの天使』

 

基本情報

『皆殺しの天使』、ルイス・ブニュエル監督、1962年

あらすじ【ネタバレあり!】

  1. 閉じ込められました(20人くらい)。
  2. なぜか脱出できました。
  3. また閉じ込められました。

所感

夫と、結婚記念日に変な映画が見たいですね、と話し、都内で見られる映画で最も不条理そうなのを選びました。世の中、この映画以上に不条理なことも起こるのですから、夫には、私と結婚した程度の不条理には耐えてもらわなくてはなりません。

不条理要素は十分以上でしたが、単に不条理なだけで、それ以外のものは何もなく、90分がかなり長く感じられました。3行で説明できるストーリーをそこまで引き延ばすのは無理があります。音楽が少ないのも辛いです。現代映画の強い刺激に慣れてしまっているので、そう思ったのかもしれません。同じ不条理映画なら、『去年マリエンバードで』や、昨年公開された『エヴォリューション』の方が好みでした。

満足度は3/5くらいです。

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