2016年12月4日日曜日

カーペット(中級品)



美しくなく、役にも立たないものを家に置くべきでないのは当然として、定期的な手入れが必要な「役に立つもの」はやはり美しい方が良いと思うのです。必要だけれど、安っぽいものに、毎週手入れ(掃除とか)をしていると、段々うんざりしてきます。

LDに敷いていた絨毯が、薄くて毛足もくたびれてきたので、新調しようと思いました。毎週、絨毯掃除に費やす時間を思えば、数十万円するペルシャ絨毯などを買っても良いような気がしましたが、毎日踏みつけにするものに、そこまでかけるのもどうかと思いました。それで、宣伝に
「この絨毯は、中級品です。最高級品ではありませんが、毛足が結構詰まっているので、LDにも使えます」
という(微妙な)趣旨のことが書いてあるものにしました。 絨毯は赤が好みです。ベルギー製ですが、西アジア風な模様です。絨毯の模様は、地域や家によって伝統があって、その模様の内容にも意味があるらしいです。無地か木目の家具ばかり置いていて、部屋が無○○品調になのがあまり気に入っていませんでした。派手な絨毯は、無○調ではありません。夫は「家の雰囲気に合わんやん」と言っていましたが、敷いてみると「案外モフモフやな」と喜んでいました(モフモフなら良いのか)。なんといっても中級品ですから、毛足はそこまで長くありません。 でも、前任の絨毯よりはしっかりしていて、房飾りもないため、掃除しやすいです。

中級品とはいえ、私にとってはそこそこの出費でした。今年は、寒くて暗い日が多く、仕事でも、勉強でも、徒労感ばかり大きい作業が多かったです。買い物による気晴らしはいかにも安直ですが、たまには許されるかと思いました。

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