本文と関係ないです |
ボストン交響楽団は、こちらに住んでいる間で10回以上聴きにいきましたが、来日するとチケットが高価なので、当分聴き納めだと思います。コンサートはメイン重視で行くと、だいたい前曲と中曲はがっかりするもので、今回のモーツァルトと、ヴィラ・ロボスに関しても、私は特段思うところはありませんでした。ただ、メインのベートーヴェンの第5番は、大学オケに所属していたとき演奏したことがあるので、思い入れがあります。
有名なのは1楽章ですが、3楽章の、問いと答えを繰り返しながら、4楽章に向かって緊張を高める旋律が好きです。自分で演奏した時も、3楽章が楽しいと思いました。マルチェロ・レーニンガーは若い指揮者で、勢いのある演奏でした。やはり、これは勢いが重要な音楽だと思います。私は、BSOのフルートがとりわけすばらしいと思います。一つ一つの音が際立っていて、なめらかで、ある部分では楽器の中から小さな金色の小鳥が5羽くらい、飛び出してきてその辺を飛び回っているように感じました。
ボストンで聴いた中でも、特に思い出深いコンサートになりました。日本でもオケを聴く機会はたくさんあるでしょうから、積極的にライヴ演奏に出かけたいものです。
BSO、いいですね。小澤がいたころとまた違うのでしょうね。
返信削除楽器をしておられたとは知りませんでした。
何の楽器をしておられたか、お尋ねしてもいいですか
松本直哉様
返信削除コメントありがとうございます。楽器は、バイオリンを少し弾いておりました。ヘタクソですが…夫は、同じく大学オケでヴィオラを弾いていました。
弦楽器はきれいな音が出せるようになるまでの道のりが長くて、私は途中で嫌になってしまって最近はすっかり遠ざかっていましたが、演奏を聴きにいくと、自分でもまた練習したくなりました。