ボストン名物


ボストン名物はクラムチャウダーが有名ですが、ボストン・ベイクドビーンズもあり、ボストンはBean Townと言われるほどです。この料理はインゲン豆を糖蜜(またはメープルシロップ)、黒砂糖、塩漬の豚肉(またはベーコン)で味付けしたもので、ポーク風味のシロップに豆が浸かっているような、甘い料理のようです。日本人が黒豆や小豆を甘くして食べるのを見て「豆が甘いなんてイヤだ」と思うアメリカ人もいるそうですが、私はむしろボストン・ベイクドビーンズは食べようとは思いません。でも、豆は安価で栄養価が高いですし、トマト味にして食べると結構おいしいです。

【ベイクドビーンズのようなもののレシピ】
  • 乾燥白インゲン豆 100グラム
  • 玉ねぎ 1/2個
  • ニンジン 1本
  • セロリ 1本
  • ベーコン 3枚くらい
  • トマト缶 200グラム
  • 塩、コショウ、スパイスなど
  1. 豆を洗い、一昼夜水につけておく。
  2. 豆を茹でる。一度茹でこぼして水を替え、弱火で柔らかくなるまで1時間くらい茹でる。圧力鍋で茹でると時間短縮できます。
  3. 鍋にベーコンを敷き、油を出すように弱火で焼く。微塵切りにした野菜を炒める。
  4. トマト缶、豆、水200ccを加え、中火で20分くらい煮る。塩、胡椒で味をつける。
作りたてよりも少し時間をおく方が豆に味が染みます。スーパーマーケットにはたくさんのメーカーのベーコンが陳列されています。全部試したわけではありませんが、Jonesのベーコンがおいしいと思います。イングリッシュ・ブレックファストにもベイクドビーンズがついてくることが多いようです。こちらはケチャップで煮たインゲン豆とのことです。「ベイクド」と言ってもオーブンで焼かずに煮て作られます。私が作った料理は本来のボストン・ベイクドビーンズとはかけ離れたものですが、ボストン版のレシピはこちらにあります。

なお、ピーナツをシュガーコートしたボストン・ベイクドビーンズというお菓子もあるそうです。

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