2019年9月7日土曜日

知財検定2級


 8年近く、法務の仕事をしてきて、昨年、転職時も法務職で応募し、当然、法務部門の所属になるかと思っていたら、色々あって知的財産部に配属されました。そして、知財部は、仲が良くて楽しい、とても良い所でした。日頃、知財関連の仕事をすることはほとんどありませんが、どうしても仲間に入れてほしいと思いました。

仲間に入れてほしいという、不純な動機のみで、知的財産管理技能検定2級を受けました。生来が勉強嫌いのナマケモノですから、試験がないと、なかなか机に向かうこともありません。



公式テキストと問題集、公式サイトからダウンロードできる3回分の試験問題を、2,3回、解けば十分合格できる試験だと思います。合格するには8割、得点する必要があるので、少し厳しい感じもしますが、だいたい過去問のアレンジが多いと思いました。『スピード問題集』も、念のためやりました。誤植が多くて閉口しました(新しい版は修正されているかもしれません)。受験料がやや高額ですし、知名度も低く、合格したところで無意味、という意見もありますが、憧れに少しでも近付ければ、と思います。

2019年5月5日日曜日

花壇の収穫

所有欲は、多くの人に一定程度、備わっていると思いますが、現代人としては、同時にいかに所有から解放されるか、ということも考えなくてはなりません。また、創造したい欲求も満たしたいと思いますが、作った物が溜まって行くのはできれば避けたいです。花を栽培し、飾って、写真に撮り、時期が来れば処分する、というのは物が溜まらないので、都会に住む現代人にはありがたい娯楽です。昨年、今年と花を栽培し、写真が溜まってきたので、見せびらかしたいと思います。

 スイートピーとダッチアイリス。5月5日はショウブを飾るのが正しいのでしょうが、ダッチアイリス。
スズランとヒエンソウ。スズランは切花があまり販売されないため、自分で栽培するのが◎と思います。

スイートピー。香りも良いです。とても良く咲きます。

スイセンとチオノドクサ。チオノドクサは変な名前ですが、ギリシア語で「雪の光」の意味だそうです。Charlotte Bronteの小説、VilletteのヒロインのLucy Snoweを連想しました。スイセンは、花が終わりかけで投げ売りされていた鉢植えを買って地植えにしたところ、翌年にきれいに咲きました。

ミニアイリス。紫、青さまざまで楽しい花でした。

ブルーベルとスズラン。香りの良い鈴です。

ダッチアイリスとスイートピー。スイートピーは一年草ですが、ダッチアイリスは球根を植えっぱなしで、翌年も咲きました。種から育てる花は、うまく行かないことも多いです。球根の方が簡単だと思いました。一度に咲く花は多くはありませんが、画像フォルダを見てみると、これまでに随分とたくさんの花が咲き、とても楽しませてもらったなと思いました。

2019年5月1日水曜日

ウィーン・モダン展@新国立美術館


新国立美術館の「ウィーン・モダン」展へ行きました。ゴールデンウィークのためか、寒い、雨の日でも混雑していました。

見どころ① オットー・ヴァーグナー

オットー・ヴァーグナーの、端正な建築物のスケッチ多数、それに模型も展示されているのが良かったです。ヴァーグナーのスケッチの、excelで描いたような整然とした美しさは、比類のないものだと思います。こういうのを見ると、私も理系の頭があれば、建築をやりたかった、と思います。ラファエル前派展や、ギュスターヴ・モローを見て、家に持って帰りたいと思うことはないですが、ヴァーグナーは自宅に一点あったらステキだな、と思っています。

見どころ② クリムトの初期作品

クリムトは、初期作品が神経質な感じで、繊細で、お気に入りです。ベルギーのフェルナン・クノップフにも通じるものがある気がしています。後年の、金色を多用した重厚な油彩画はクノップフとは程遠いのに、初期の作品に類似するところがあるのは不思議です。今回は、油彩画の大作はエミーリエ・フレーゲのみで、これを以て展覧会のタイトルに「クリムト」と銘打つのは無理があるように思いますが、初期作品を10点、素描を40点弱、見ることができたので、満足しました。油彩画は、東京と美術館の展覧会に期待したいと思います。

19世紀末

20世紀末、という言葉からは何もイメージできませんが、19世紀末は、確固とした色とりどりなイメージがあります。唯美主義、象徴主義、分離派、ユーゲントシュティール、マーラー、クリムト、ハンス・マカルト、クノップフ、オスカー・ワイルド、ファム・ファタール、ビアズリー等々は、雑多な羅列にすぎません。1つ1つを見ると、クセが強くて奥が深すぎて眩暈がしそうに感じます。それでも、 「19世紀末」のイメージは、魅惑的で、多彩で金色で、強く惹かれます。ウィーンに行けば、さぞかし濃い、19世紀末的な世界が見られるのだろう、と思っていました。ウィーンは美しい街ですが、「濃い、19世紀末的な何か」が見られるわけもなく、期待が大きすぎたと思いました。本展は、「ウィーン」、「世紀末」に期待する諸々が視覚化されていて、とても良いと思いました。

デメル

新国立美術館は、混雑必至のため、前売り券を買って行きました。デメルのチョコレートケーキの特典付きにしました。クリムトの、「エミーリエ・フレーゲの肖像」から翻案した、紫がかかった濃紺の地に、金色で装飾した限定パッケージが美しいと思ったからでした。でも、展覧会のタイトルは、英語ではなく、ドイツ語にした方が良いと思いました。少し調べると、箱代をかなり取られていますが、その価値のあるものだと思います。チョコレートケーキはおいしかったです。箱には、「金」つながりで、所有している僅かなアクセサリーを収納します。

2019年4月22日月曜日

シーパラ再び


宿泊を伴う研修があり、場所はいろいろ選べるのに、わざわざ少し遠い八景島を選んでしまいました。せっかくなので、夜の空き時間に懇親会をサボってシーパラへ行きました。飲まないとやってられないよ、と思ったことは一度もないですが、あまり残業が続くと、魚見ないとやってられない、とは思います。水族館は薄暗く、水の中に、海の生物がゆらゆら、ふわふわと漂っている様子は見ていて落ち着きます。「憂さ晴らし」というのは、私には合わない気がしています。別世界に身を置いて、自分のことは考えず、ただ「きれいだな、おもしろいな」と見ているのが良いように思います。


水族館は、休日に行くと混雑が気になります。平日夕方7時に、わざわざここまで来る人は少ないようで、館内はとても空いていました。シロクマの接写も、魚と会話をすることも可能です。


水族館に行くと、いつも、浦島太郎はこんな光景を見たのだろう、と思います。PCを持たず、月、火と研修に行って、4日間、全く仕事をしていなかったので、関係者には、私が休みを取ったと思われたらしく、出勤したら「お休み明け早々ですが」等と言われ、浦島太郎気分でした。メールの自動応答には、不在の理由まで記載しないといけないなと思いました。
このい●がしいのに、休みなんて取るわけないぢゃん
夫は、出張の空き時間に、美術館やコンサートに行ったり、きれいな街並みの写真を撮って共有してくれます。それを見て、羨ましいとは思わず、単に本人のために良かったと思いますし、自分を上機嫌にするために、一人の時間の楽しみを見つけに行くのは、とてもステキだと思います。それで、単にステキですね、良かったですね、とだけ、伝えるようにしていました。今回、写真を送って夫に自慢したところ、同じ反応でした。

2019年4月21日日曜日

ラファエル前派の軌跡展

三菱一号館美術館の「ラファエル前派の軌跡展」に行きました。カイシャから徒歩5分なので、終業後に行くこともできますが、やはり休日に夫と行って、ついでにちょっと良いランチをする方が良いと思いました。この美術館は、赤レンガの建物と中庭もきれいで、重厚な雰囲気です。この場所に来るだけで期待が高まります。

今回は、ジョン・ラスキンを軸に据え、150点弱が展示されていました。展示内容も、絵画(素描、水彩、油彩)、書籍、ステンドグラス、モリスの壁紙や家具、タペストリーと幅広く、見応え十分です。一部、写真撮影可能の部分もあります。

ロセッティによる、エリザベス・シダルのスケッチがありました。ロセッティは、華麗な色彩の絢爛たる美人も良いのですが、私は素描が好みです。ロセッティによるエリザベス・シダルのスケッチばかり集めた画集は、中学生の時にロンドンで購入したお気に入りです。どんなに本の断捨離をしても、これは手放せません。

ロセッティの油彩画は本展覧会の目玉であるように思いますが、個人的には、アーサー・ヒューズのかわいらしい作品が見られたことがうれしかったです。また、バーン・ジョーンズの描く「ピュラマスとシスビー」は小品ながら、清らかさが印象的です。夫はレイトン卿の「母と子」が良かったそうです。

入館料一般1700円はやや高い気もしますが、欧米の美術館に行っても、ラファエル前派だけをこれだけたくさん集めた展示はなかなか見られないので、妥当なのかもしれません。平日の夕方に再訪するのもありだなと思っています。