|
会場での撮影は禁止でした |
2年前の今頃に、「punkaさんこういうの好きかと思って」と言って勤めていた会社の同僚にヒラリー・ハーンのコンサートのチケットを頂きました(会社の偉い人宛だったようですが、偉い人は日程が合わなかったそうです)。でもコンサートは地震の直後だったのでキャンセルになってしまいました。地震と被害の規模を考えればたいしたことではないのですが、ヒラリー・ハーンは好きな演奏家なのでいつか聴いてみたいな、と思っていました。そうしたところ、夫が「ニューイングランド音楽院のホールでコンサートがあるから行こうよ」と言ってくれて、聴きにいきました。
曲目は
- バッハ シャコンヌ
- コレルリ ヴァイオリン・ソナタ第4番
- フォーレ ヴァイオリン・ソナタ第1番
その他、聞いたことのない現代の作曲家の音楽を7曲くらい演奏していました。その7曲はグリッサンドや早回しの多い、よく分からない音楽でした。奇をてらいすぎで、美しいとは言えません。夫は「曲芸やな。ああいう音楽は100年後には残っていなくて、100年後もやっぱりバッハやベートーヴェンを弾いてると思うで」と言っていました。
でも、クラシックの曲目は非常に良かったです。バッハが特に良くて、オール・バッハ・プログラムにすればいいのに、と思いました。バッハの無伴奏は美しい音を出すことでむしろ静けさを意識させるような音楽だと思います。コレルリも良かったのですが、演奏中に音響の不具合か、小さい高い電子音がずっと鳴っていたのが気になりました。
2年越しの願いを叶えることができて嬉しかったです。チケットを買ってくれた夫に感謝します。
0 件のコメント:
コメントを投稿