渡米して1年が経過しました。1年間何もせずボーッと過ごしてしまったので、せめてと思いTOEICを受けてみました。TOEICは過去にも受験したことがありますが、今回は夫に受験料を出してもらったのであまりスコアが悪いと申し訳ないですから、少し勉強した後受験しました。
【使用した教材など】
語彙を増やすため、単語帳を覚えました。あえてこれを選んだわけではなく、ちょうど手持ちの本がこれしかなかったのでした。単語カードを作って憶えました。1、2回見れば憶えられる単語がある一方、10回見ても憶えられない単語もあるので完璧に記憶しようとするのではなく、憶えにくい単語は何度も見るようにしてある程度記憶したらどんどん先に進みました。この本はTOEIC対策としては難しすぎるというアマゾンレビューも散見されますが、語彙を増やすと洋書が読みやすくなりました。
TOEICの練習問題も手持ちのものを使いました。『新TOEICテストスーパー模試600問』はかなり難しいです。全然できなくてイヤになりますが、トレーニングにはなるかもしれません。スコアは前回受験したとき既に860は超えていたのですが、文法・語彙問題が苦手だったため『860点攻略本』を使いました。模試は8回分を2ヶ月前と直前に1回ずつ解きました。
試験と直接関係ありませんが、約2ヶ月前から毎週1冊以上、300ページ程度の英語の本を読むようにしました。本来は新聞とか政治経済系の雑誌等を読むべきなのでしょうが、それだとあまり興味がなくて長続きしないと思ったので、小説ばかり読んでいました。特に読む速度が速くなったなど効果は実感しません。
英語に慣れるため朗読CDを聴きました。これも試験対策としてはニュースや大学の講義のようなものがより良いとは思いますが、別のことをしながら長時間聴くには既に内容を知っていて朗読者の声や読み方が好きな朗読を選ぶ方が長続きするすると思います。Naxosの朗読CDのサイトで試聴をすることができます。時々BBCのWorld Newsを聴いたりもしていました。
【試験当日】
ボストン会場の受験生は30人くらいで、半分以上が日本人という印象でした。
最近、日本のTOEIC公式HPでも「リスニングの時間中にリーディングの問題を解いてはダメ」との通達が出たようですが、こちらでの受験はリスニングの問題の説明をしている間に他のリスニングセクションを読むことも禁止です。リーディング問題はまずマークシートに小さい印だけつけておき、試験時間のラスト5分で塗りつぶすようにしているのですが、ゆっくり塗りすぎて終わらなくなりそうになり、最後の方は半泣きでした。
【試験結果】
日本で受験するとスコアが出るまでに1ヶ月くらいかかった記憶がありますが、こちらは10日程度で結果が送られてきます。オンラインでのスコア通知はありません。今回のスコアはリスニング:495、リーディング:465の960でした。洋書読みの効果があまり出ていないスコアなので精進します。よく、「TOEICスコアの有効期限は2年」という話があり、私もずっとそう思い込んでいたのですがTOEICのスコアに有効期限はありません。単に「2年後以降は公式認定証を発行してもらえない」というだけです(参考1、参考2)。
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