ガイドさん曰く
「ボストン美術館には約60万点のエジプト関連の所蔵品があります。この石像は最古の二人組の彫刻です。作られた時代にはまだ彫刻等のような道具はありませんでしたから、尖った石のかけらを使ってこれは製作されました。左足を前に出しているのは王族である印です。王の足には爪があり、王妃の足には爪が彫られておらず、上半身は磨かれていますが下半身は磨かれていないことなどから、この作品が未完成であることが分かります。ファラオの顎ヒゲは付けヒゲです。古代エジプトには少なくとも一人の女王、ハトシェプストがいたことが分かっていますが、彼女もやはり付けヒゲを付けていました」
この隣には王の弟で、財政を管理していた男性の像があり古代に製作された物としては珍しく模式化されていない、リアルな姿であるので価値があります、と説明を受けましたが、カメラのソニータイマーが発動され、うまく動作しなかったので写真はありません。
約1時間のツアーの後は好きなように美術館を見てOK、と言われたので2時間ほど見ました。
特殊な眼鏡をかけ、三人がかりで絵画の修復をしているところです。すごく手間がかかる仕事だと思いますが、おもしろそうでずっと見ていたい気がする作業でした。こういう作業を見せてくれるのは良いサービスですね。
館内が寒すぎて、あまり体調が優れなかったのと、カメラが不調だったことから長居せずに帰りました。
頭痛いよ |
にほんブログ村 ボストン情報
0 件のコメント:
コメントを投稿