和食を自作する

近所に韓国食品スーパーがあり、そこで買える日本の食材もありますが、輸送コストが加算されているので高価で、付近のアジア系の住民がこぞってそこを利用するため、いつも混雑していて頻繁に行こうとは思いません。手に入りにくいものは自作してみることにしました。

飛龍頭
レシピはこちらを参考にしました。一度レンジで加熱して固めてから油多めで焼き、焼き色をつけました。瓶に入っているのは食べるラー油です。和食ではありませんが、こちらも自作しました。買う場合の1/3以下の出費で自作できますが、作った後に家全体がニンニク臭くなって2、3日臭いが取れないのが難点です(アメリカの換気扇は性能が悪いです)。私はラー油は食べないので、なおさら臭いが気になります…

塩昆布

ワラヒタマヘ

塩昆布は韓国スーパーにはなく、少し遠くまで行かないと手に入りません。日本から出汁用昆布をたくさん送ってもらったので自作してみました。レシピはこちら。昆布が少し固めなので、戻し時間はレシピよりも長く取るようにしています。この料理で一番面倒なのは昆布を切ることです。戻す前に切ると固くて思うように切れず、細かい粉が飛び散ります。戻してから切ると、大変ヌルヌルして包丁が滑ります(そのためレシピのように刻み昆布を使えるといいと思います)。それでも少し遠くまで行って縦列駐車の危険を冒すよりはいいです。「おにぎりの具は昆布が好き」と言う夫が喜んでくれました。

湯葉。左手奥の小皿
 ヴェーガン(卵、乳製品も食べないベジタリアン)向けか、豆乳はポピュラーです。作り方はフライパンなど、浅い鍋に豆乳を熱し、膜ができたらすくいます。日本の豆乳で湯葉を作る場合のように、きれいな白い色にはなりません。製作時間は写真の小皿に乗っているくらいの量で約1時間です。作業は単調で待ち時間が長いので他のことをしながら作ります。豆乳の質が日本と異なり、甘ったるいような臭いであまり酬われない味でした。残りの豆乳はホットケーキにでも使います。

本来は特段自然志向でも手作り志向でもないので、これらのものが簡単に買える状況にあるならわざわざ自作はしないところです。しかし、自作できないと思っていたものも、インターネットさえ見れば意外と簡単にできるということが分かり、テクノロジーのありがたさを実感しました。レシピを考える人もすごいですね。

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