2013年12月5日木曜日

今年のクリスマス飾り



12月最初のレッスンの時、英語の先生が「大きいクリスマスツリーは日本に持ち帰れなくて飾れないでしょうから、小さいのをどうぞ」と言って鉢植のイトスギを下さいました。かわいらしくて気に入っていたのですが、室内に入れていたら翌朝にアレルギー症状が出てしまったので、玄関に置いておくことにしました(今、花粉を飛ばす時期ではないはずなので、なんとなくおかしい気もしますが)。


昨年とあまり変わりませんが、キャビネット上のディスプレイです。手放したものと新しく買ったものとがあります。クリスマスは本来、キリスト降誕の馬小屋を模したフィギュリンを飾るべきでしょうし、カトリック的なディスプレイになってしまったとか、聖母像と天使の縮尺が合っていないとか、いろいろ変なところがあります。このマリア様の慎ましやかな美しさには抗えませんでした。


紙製の天使のオーナメントを飾りました。デンマークのイェッテ・フローリッヒというデザイナーのものです。一時帰国したとき見つけて、欲しいと思ったら「あれはディスプレイ用で、販売していません」と言われたのでアメリカで探しました。ヒイラギの枝に飾ると、モーリス・ドニの「木の葉の中の梯子」という絵のようになりました。


ろうそくは写真を撮るときだけ火を灯しました。ドイツでは現在でもクリスマスツリーに火のついたろうそくを飾るそうですが、木の葉、紙や藁など燃えやすいものの近くに裸火を置くのは怖すぎます。実際、クリスマスツリーが原因で火事もよく起こるそうです。

自己満足して悦に入っていたのですが、改めて見ると、日本のものが一つもないのに地味過ぎてまるで神棚です…

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