2013年10月29日火曜日

年明けの展覧会(都内)


シカゴ美術館

ボストン公立図書館


渋谷の東急文化村ザ・ミュージアムで来年1~3月にピュヴィ・ド・シャヴァンヌ展が開催されるようです。絶対に関係あるはずがないのですが、渡米前に展覧会に行くと、どこの展覧会のアンケートでも「今後取り扱ってほしいテーマ等」というような質問の欄にしつこくシャヴァンヌシャヴァンヌと書き続けていました(ザ・ミュージアムにはよく行っていたので、5回くらいはそう書いたと思います)。なんだか思いが通じたようでうれしいです。

日本に一時帰国するとなると飛行機代だけでも20万円は下らない支出で、高いですが、同じ時期に
もあるので、これは「行くしかない」という気がしてきました。ラファエル前派展と、英国唯美主義展は2枚合わせた割引券も販売されるようです。ラファエル前派展は今年初夏のころにワシントンDCのナショナル・ギャラリーで同じ内容で展示されていて、行きたいと思ったのですが、ヨーロッパ旅行の直前で行けませんでした。専業主婦でしかないのに、夫をほったらかして遊びに行くなんてなんととんでもない妻かと思いますが、夫はいつも私のやりたいことを支援してくれるので、冷凍庫にいろいろな食べ物を準備しておけば、送り出してくれるでしょう。


 シャヴァンヌは洋画家、黒田清輝に影響を与えたようですが、私は日本の洋画家はよく分かりません。鏑木清方はシャヴァンヌを「清楚」と評していました。
メーテルリンクの『青い鳥』の挿絵が代表作であるイギリスの画家、フレデリック・ケイリー・ロビンソンもシャヴァンヌの影響を強く受けた作品をのこしています。ケイリー・ロビンソンの名前を知ったのは、やはり文化村の「英国ロマン派展」で『青い鳥』の扉絵にも使用されている一枚が展示されていました。その頃から今に至るまで、20年ほどもラファエル前派や象徴主義、ヨーロッパの世紀末美術などを追いかけています。中・高校生の頃はお小遣いを貯めると、神保町古書街へ出かけ、その関連の画集や展覧会のカタログを少しずつ集めました。印象派やルネサンスと違って、出版されている本が少なく、1冊の値段が高かったですが、ラファエル前派や世紀末の絵画は甘美で、手に入れると大喜びでした。『青い鳥』は働き始めてからオークションで稀覯本を入手した他、イギリスにも旅行してテート美術館やヴィクトリア&アルバート美術館を訪れました。

シャヴァンヌは各地の美術館に1、2枚は所蔵されていることが多いのですが、まとめて見られる機会は珍しいと思うので、このチャンスを逃す手はない気がします。

2013年10月27日日曜日

ジェリービーンズ



来月、日本に一時帰国するのでお土産を買いました。宛先は家族+αくらいですが、足りなくなると困るので多めに用意しました。Tシャツ、クッキー、チョコレートなどを買いました。アメリカには塩味でお土産にできる食べ物が少ないように思います。写真は41種類のフレーバーのジェリービーンズです。こんな毒々しい色のものを自分で食べる気はしませんが、甘党の身内がジェリービーンズを好きだそうなので、買ってみました。容量は1.134kgです。甘党の身内が泣いて喜ぶでしょう。

ジェリービーンズは、レーガン大統領(あまり良い印象は持っていませんが)の好物だったそうで、大統領就任式には3.6トンのジェリービーンズが消費されたそうです。英語でjellybeanは「伊達者、青二才、ばかもの」という俗語の意味があるそうで、他にもお菓子の名前は以下のように人を表す意味がある場合が多いです。
  • cheesecake セクシーな女性
  • tart 尻軽女
  • candy(オーストラリア) 親切な人
  • cookie 特徴のある人、恋人
  • ice-cream man 麻薬の売人
主婦の日常生活に必要な程度の会話はなんとか理解できますが、本を読んで英語の先生とディスカッションすると、独特のイディオム やよく分からない言い回しが出てくることがあり、その度に意味をお尋ねするのですが、一度聞いたくらいでは記憶にのこらないので、アメリカ人と普通に会話 できるようになるのは永久に不可能だろうと思っています。先生は分からないところは都度、教えてくださいますが一般的なアメリカ人はよほど寛大な人でない限り、外国人であろうと英語は完璧に話せて当然、と思っているようで、ネイティブスピーカー以外と話すのはじれったくて嫌みたいです。

アメリカは何でもありますが、きれいに包装されたお菓子はヨーロッパのものが多く、お土産を探すのは意外と苦労します。ゴダイヴァやリンツなどは日本の半分くらいの価格でTuesday MorningやMarshall'sなどの安売り店に山積みになっていますが、お土産をもらう側にとって日本より安かったかどうかなど興味がないことであり、「アメリカ原産で、日本にはなくて、おいしくて、見た目もしゃれているもの」となると選択肢が限られます。

2013年10月25日金曜日

Part Nouveau ファッション今昔


Part Nouveauは昔のファッション、映画、絵画などにインスパイアされた現代のファッション写真を紹介しているサイトです。19世紀のファッションと1950年代と、現在とでは人々が着ているものはかなり違い、昔の写真を見ると人々の服装からも年代を推定できますが、このように並べて見ると、ファッションの世界でいかにリバイバルが多く行われているかが分かります。着ているものやモデルさんのポーズがそっくりなのに、オリジナルと新しい写真では雰囲気が異なる場合も多いです。ファッションはよく分かりませんが、興味深いアプローチの仕方だと思いました。

2013年10月20日日曜日

ローストビーフ




アメリカの肉は安いとはいえ、おいしい肉はやはり高く、安い肉を買うと後悔するので牛肉はほとんど買ったことがありませんでした。Whole Foodsでロースト用の牛肉が特売だったので、ローストビーフを作ってみました。写真のかたまり肉は500グラムくらいです。

肉に塩、こしょうをもみ込み、しばし放置した後フライパンで焼き色をつけ、香り野菜と一緒にオーブンで焼きます。肉の質がものを言うと思いますが、調理法方は簡単です。ココットを持っていないので耐熱皿に入れてアルミ箔で蓋をして焼きました。

肉はしっかり火を通さないと衛生面が心配で、どうも焼きすぎてしまいます。そのせいか、味は悪くはありませんでしたが、少し硬かったです。鶏肉はよく食べるのですが、夫にとっては鶏肉は肉ではないらしく、ローストビーフには「肉だ!!」と喜んでいました。

2013年10月18日金曜日

睡蓮と蛙


甚だ季節はずれですが、キャビネットの上にビング&グレンダールの睡蓮のお皿を飾っていたら、カエル好きの夫が「カエルもあった方がええやん」と言うので、カエル付きハスの葉の小皿を買って一緒に飾りました。ロイヤルコペンハーゲン製です。作曲家のグリーグはカエルのフィギュリンをおまもりにしていつもポケットに携帯し、重大な仕事の前にはそれを撫でていたそうです。

デンマークの植物園
 かつて通った高校の近くに、城跡公園があり、交際相手がいた人には恰好のデートスポットとなっていたようです。天守閣がなく、お掘だけだったので観光地としてのインパクトはありませんが、柳の下の睡蓮は涼しげで、春には桜も咲いていました。


 このディスプレイは、ベルリンのブローハン美術館を思い出させます。私のは美術館に所蔵されるほど高価なものではありませんが、目を細めてみれば、美術館にあった北欧アールヌーヴォーの陶磁器に似ていないこともありません。睡蓮の花弁の色合い、葉のめくれ具合や葉脈がリアルです。葉のまわりには水色でさざなみがレリーフされているほか、水面に何かの葉が浮かんでいる様子が表現されています。カエルは親指の先ほどの大きさですが、精巧に作られています。

ブローハン美術館所蔵、ロイヤルコペンハーゲン製

ブローハン美術館所蔵、ロールストランド製
ところで、睡蓮のお皿は何のためにデザインされたのでしょうか。夫は最初、「これにカレーとかよそっても食べにくそうやな」と言っていましたが、食器でないことは間違いないと思います。中古で買ったので当初灰まみれ(洗いました)でしたが、喫煙はしませんし、灰皿として使うにはもったいない気がします。単に「飾り」ということで良いことにします。

2013年10月16日水曜日

秋のごちそう



アジア系マーケットで栗を見つけたので、買ってきて栗ごはんにしました。大きさは日本で一般的に売っている栗の半分くらいで、味はもう少し甘いです。栗の皮むきには圧力鍋を使います。生の栗を包丁でむくよりはやりやすいですが、それでも50個もむくうちに皮が爪と指の間にはさまったりするので、重労働です。さすがに、冷凍むき栗を使うよりはおいしかったです。

アメリカだと、秋といえばカボチャなのか、この時期のスーパーマーケットや園芸用品店には大きなオレンジ色のカボチャが山積みになっています。ハロウィーンの時カボチャ提灯にするものですが、食べるときは煮付けのように形が残る料理ではなく、ポタージュやカボチャのお菓子など、ペースト状にして使うことが多いようです。既にペーストになっている缶詰も販売されていて、私は主にこれを使っています。カボチャはいろいろな種類がありますが、どれも水っぽくて味はいまいちです。

あとは、一年中ありますが、リンゴもこの時期は種類が豊富です。私はメーコンMacounという種類が特においしいと思いますが、これは9月後半~10月一杯のみの販売のようです。アップルパイなど、加工して食べられることも多いですが、おいしいリンゴなら生で食べるのが一番ですね。


2013年10月13日日曜日

ボストン交響楽団 フランクの交響曲

開演直前。このプログラムでは集客できまい(?)
ボストン交響楽団のコンサートに行きました。日本にいたときもコンサートは時々、行っていましたが、ボストン交響楽団は世界でも屈指のオーケストラで、帰国したらチケットが高すぎてあまり行く機会もないと思うので、ボストン滞在中は頻繁に行っています。おそらく、一生の間でもこれだけの頻度でコンサートに行くことはこの先そんなにないだろうと思っています。

今回の曲目は
  • メンデルスゾーン 「フィンガルの洞窟」
  • Thomas Adès 「北極星」
  • アイヴス 管弦楽組曲第2番
  • フランク 交響曲
でした。指揮者は「北極星」の作曲者Thomas Adèsでしたが、「北極星」がすごく良い曲だと思っているのはたぶん作曲者の外3人くらいで、例によって無駄に大編成で舞台裏での合唱までついている割にはさっぱり分からない音楽でした。メインのフランクが今回のお目当てですが、それにたどり着くまでにあまり食べたくないものを無理して食べないといけないのが残念なプログラム構成でした。写真は開演直前の客席ですが、空席が目立ちます。ボストン交響楽団のコンサートはだいたい7割以上は席が埋まっているように見受けますが、今回は5割以下と見ました。

夫は以前に所属していたアマオケでフランクを演奏したことがあるそうです。フランクはバイオリンソナタと交響曲以外ほとんど知りませんが、交響曲は旋律が重厚で曲線的に感じられ、アールヌーヴォーの美術を思います。雑誌編集者、ノンフィクション作家のリン・バーバーの自伝、An Educationにはオックスフォード大学を目指す秀才少女だった作者がロリコン男に騙されそうになる顛末が書かれています。そのことで大きなダメージを負った彼女が、大音量でフランクの交響曲のレコードをずっと聴いていた、という記述が印象に残っています。An Educationは数年前にキャリー・マリガン主演で映画化され、日本では『17歳の肖像』というタイトルで公開されていました。映像がきれいな映画だと思いましたが音楽はフランクのフの字も出てこず、ポピュラー音楽ばかりでした。 

フランクの交響曲の2楽章は録音だとピチカートやヴァイオリンの刻みがよく聴こえないところ、ライヴだとそれが繊細ながらはっきり聴こえました。また、この曲はダイナミクスの幅が大きいのか、ピアニシモを聴こえるように音量を調整するとフォルテシモの時うるさくて音量を下げないといけなくなりますが、生演奏でのピアニシモは「音が聴こえない」ということではないし、フォルテシモは「うるさい」ということではなく、荘厳です。

蛇足ですが、コンサート前に少し贅沢をして、ホールから徒歩10分程度のSwish Shabuというお店でしゃぶしゃぶを食べました。肉は牛の他、豚、鶏、七面鳥、ラム、ダチョウ(?!)から選べます。私は鶏肉にしましたが、肉は少しスカスカしていました。これに野菜がつき、ご飯、うどん、春雨から一つ選びます。春雨を選んだらお茶椀に山盛りになって出てきました。神戸牛を選ばない限り、一人15ドルくらいで食べられます。

2013年10月9日水曜日

チャイコフスキーとサン=サーンスのバレエごっこ

この体型でバレエは大変そう
 10月9日はサン=サーンスの誕生日です。Classic FMがサン=サーンスとチャイコフスキーについてのおもしろいエピソードを紹介していたので、ちょっと調べてみました。チャイコフスキーとサン=サーンスは1875年に出会い、意気投合しました。チャイコフスキーの弟は、日記に以下のように記しています。

「...二人(チャイコフスキーとサン=サーンス)はバレエに夢中だっただけでなく、二人ともバレリーナの真似事をするのが非常にうまかった。あるとき、お互いの芸術的才能を見せつけるためにモスクワ音楽院のホールで『ガラテイアとピグマリオン』の短いバレエを演じた。40歳のサン=サーンスはガラテイアの石像の役を演じ、チャイコフスキーはピグマリオンを踊り、ルビンシュタインがピアノ伴奏をつとめた。不運なことに、この奇妙な演目が演じられる間、観客は一人もいなかった」(出典

観客が一人もいなかったのは不運なのか幸運なのか、よく分かりませんが、男性を中心としたバレエは、現在ではマシュー・ボーンのもの(まじめ)やトロカデロ(パロディ)もあるので、いいのではないかと思います。トロカデロの『瀕死の白鳥』(音楽、サン=サーンス)

バーン=ジョーンズ「ピグマリオンとガラテイア」
 サン=サーンスの音楽は交響曲第3番「オルガン付き」とピアノ協奏曲第4番が好きです。オルガン付きはコンサートホールでの演奏を聴くと衝撃的です。


ホルン池



空がきれいな秋晴れの日だったので、近所のホルン池まで散歩に行きました。散歩をするためにわざわざ車で出かけるというのも変ですが…


水質は良さそうです。この付近の水道水はここから供給されているのだろうかと思います。なお、水道水は飲んでお腹を壊すことはないと思いますが、あまりきれいではなく、渡米してはじめて口にしたときは味があるのでびっくりしました。降水が少ない時期などは、白い器に水を貯めるとはっきり分かるくらい茶色く濁ります。料理用の水と飲料水は買っています。



ガチョウや白鳥、カモなどが見られます。


赤い実と黄色い実
 この地方はこのような池というか湖が多く、高速道路を使って遠出するときにたくさん見ることができます。特に有名なのはウォールデン池です。ヘンリー・ジェイムズ原作、ジェームズ・アイヴォリー監督の映画、『ボストンの人々』はボストンの都会が舞台で、同じ原作者、監督の『ヨーロッパの人々』のロケ地はコンコード周辺のようです。ウォールデン池もチラッと登場します。映画は20世紀後半に製作されたましたが、こういった風景は19世紀のころのままなのだろうと思います。一昔前の、品の良い児童文学の挿絵のような風景だと思います。

2013年10月4日金曜日

ニューイングランド名物・紅葉


ニューイングランド地方は秋の紅葉がとりわけ美しいといわれています。日本からわざわざこの地方に紅葉狩りに来るツアーもあるようです。この時期に紅葉スポットのホテルは宿泊料がとても高くなります。車で名所に行けば一面の紅葉が見られますが、私は手軽にアパートの敷地内を散策しました。


紅葉するのはカエデです。日本のもみじより大きな葉です。メープルシロップがとれるサトウカエデの葉でしょうか。カナダの国旗についている葉っぱに見えます。

赤、オレンジ、黄色、緑の葉の間から青空が見えます。紅葉は空気が澄んだ、空がきれいな快晴の日に見てこそだと思います。写真を撮った日はやや曇り空でした。




駐車場の裏手は湿地帯で、アライグマなどが棲んでいます。ときどき、ゴミ捨て場からアライグマが飛び出してくることがあって驚きます。


ニューハンプシャーまで行くとなると大変ですが、ちょっとレキシントンやコンコードまで行ってニューイングランドらしい風景を堪能してみたいと思いました。とはいえ、残念ながら今週末は天気が悪いそうなのでおとなしく家で勉強することにします。

2013年10月3日木曜日

ジンジャーブレッド



秋が来てすこし肌寒くなると、スパイスの多いお菓子を作りたくなります。ジンジャークッキーはその一つです。アメリカでは、パウンドケーキのように柔らかいものをジンジャーブレッド、クッキーのように固めのものをジンジャースナップと言っているようです。ジンジャーブレッドはクリスマスによく食べられるお菓子で、お菓子の家を作ったり、ジンジャーブレッドマンをクリスマスツリーの飾りにしたりします。子供のころ読んだ本に、クリスマスに「ショウガパン」を焼いた、と書いてあって、どんなものだろうと思っていました。「ブレッド」といっても、菓子パンより甘いので、「パン」という和訳はやや語弊があるように思います。

使いかけですみません
日本でジンジャーブレッドを作ろうとするとモラセス(糖蜜)が手に入りにくいですが、モラセスは黒蜜によく似ていて、黒蜜で代用できるようです。 レシピはsmitten kitchenを参照しました。もとのレシピの分量で作ると大量にできてしまって食べきれないので、4分の1量で作りました。レシピはカップで書いてあって分かりにくいので、私が作った分量を書いておきます。

【ジンジャーブレッドのレシピ smitten kitchenより】
  • 中力粉(薄力粉でも良いと思います) 220g
  • ベーキングソーダ 小さじ1/4
  • ベーキングパウダー 小さじ1/8
  • ジンジャーパウダー 小さじ1
  • シナモンパウダー 小さじ1
  • クローブパウダー 少々
  • 細挽きコショウ 少々
  • バター 55g
  • ブラウンシュガー 30g
  • 卵 M1個
  • モラセス 60g
  1. バターを室温にし、粉類とスパイスをあわせてふるう。
  2. バターを泡立て器で混ぜ、砂糖とモラセス、卵を加える。
  3. ふるった粉類を加え、さっくり混ぜる。丸めて冷蔵庫で30分~2日寝かせる。
  4. 取り出し、6mmくらいの厚さにのばして型抜きする。予熱した350F(180℃くらい)のオーブンで12分くらい焼く。
できあがりの食感は柔らかく、クッキーとケーキの中間のような感じです。ジンジャーやシナモンを使っているので、焼くときにクリスマスを思わせる良い匂いがします。アイシングをかけることになっているので、このままだと甘味は少し薄いです。私はジンジャーとシナモンが大好きなのですが、日本だとシナモンは苦手な人も多いですね。夫は私がジンジャー系のお菓子を作ると渋い顔をしてあまり食べません。

2013年10月1日火曜日

ドライみかん




行くとお菓子など余計なものばかり買ってしまうので、数ヶ月に一度の楽しみにしているトレーダー・ジョーズでドライみかんを買いました。汁気の多い柑橘系をドライフルーツにできるということが驚きです。薄皮に入ったまま干してあり、表面は砂糖がかかっています。

食べてみるととてもおいしくて、「生きててヨカッタ」と思えるほどでした。干したもの特有のにおいがあまりなく、甘いけれど酸味もしっかりあります。食べはじめると次々と手が伸びてしまいます。ドライフルーツやナッツはなんとなく「健康的」というイメージがありますが、これは砂糖がかかっているのであまり健康的ではないと思います。緑茶、紅茶、ほうじ茶に合います。日本でも通信販売などで買えるようですが、珍しいのでお土産にお勧めします。