ニューオーリンズ旅行 美術館



ニューオーリンズ美術館は市立公園の中にあり、フレンチクォーターからは少し離れているのでバスか路面電車に乗る必要があります。美術館方面行きの電車は昼は運行していないので、バスに乗りました。でも、バス停にはバス停名の表示がないので、乗る前に運転手に美術館に行くかどうか尋ねました。「反対方面だよ!」と言うので、反対側のバス停で待っていたのですが、どうも様子がおかしく、元のバス停まで戻って待っていたら俄雨が降ってきて、雨宿りをしているうちにバスは行ってしまいました。結局、1時間ほども待ちぼうけを喰らった挙句にやっとのことで乗ったバスには、停車するバス停の表示も出なければ放送などもなく、運転手に「○○(バス停名)に着いたら教えてください」と言ったら、「○○?何それ?」と言われてしまいました。路線図を見せて、「ここに書いてあるこのバス停です」と言ったら教えてもらえましたが…

ヴィンターハルター
フランツ・グザヴィエ・ヴィンターハルターは19世紀ヨーロッパの王侯貴族の間で非常に人気のあった肖像画家で、イギリスのヴィクトリア女王、オーストリアのエリーザベト皇妃、フランスのウジェニーなどを描きました。エレガントで華やか、しかも少女マンガ風でもあり、一枚あるとその場が華やぐようです。チョコレートの缶の蓋に印刷されていそうな絵でもあります。

水晶宮

ロメジュリ
ニューオーリンズ美術館はハコは立派ですが、展示はそれほど多くありません。ボストン美術館の充実度が5段階で5とすれば、こちらは2くらいだと思います。今回、初めて見て興味を持ったのはジョセフ・コーネルです。



箱の中に入っていること、なんとなく詩的なこと、それにこのチマチマ感にひかれます。さり気ないようで、ちゃんと「アート」ですね。現代美術でも、ちゃんとこのように美しくて、繊細な雰囲気のものがあるのだなと、新鮮でした。



オグデン南部美術館にも行きました。平日というのに、近所の第二次世界大戦博物館は結構な人出でしたが、美術館はほとんど貸切状態でした。南部美術と言われてもあまりピンと来ず、例によってわけの分からない現代美術が多かったです。画像は、少しパウル・クレーを思わせる画風のウィル・スティーブンスのパステル画です。

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