2013年6月27日木曜日

ヨーロッパ旅行 ハンマースホイ



コペンハーゲンを訪れた第一の目的はハンマースホイでした。最初にハンマースホイの絵を目にしたのは2007年頃で、見た瞬間大好きになりました。白黒に近いような色彩で、静かなのに甘美な雰囲気もある絵が印象的です。オンラインで画像を収集しましたが、画集は高価だし、そこまで有名な画家ではないので日本に来ることはあまりないだろうと思いました。2008年に西洋美術館で展覧会があったときには、夢かと思うほどうれしかったです。その時は前売券を買い、懸賞でもチケットが当たったので会期中に二回、展覧会に行きました。普段懸賞に応募したりしないのにたまたま当たったのもご縁のように感じました。

顔が判別できないよう縮小しています
ハンマースホイに憧れ、時々「デンマークに行ってみたい」と言っていたので、ヨーロッパに旅行するとなったとき夫が「デンマークも行こか」と言ってくれました。デンマーク国立美術館にはハンマースホイの部屋がある他、その隣のヒャシュプルング・コレクションにも数枚あります。

夫が「行こうよ」と言ってハンマースホイが住んでいた家も連れて行ってくれました。中はおそらく人が住んでいるので入れませんが、中庭から写真を撮ることができます。



ほぼハンマースホイが住んでいた当時のままのようです。


隣のお家のお庭が見えていて、きれいでした。通りを隔てた所にはこの家に住む前のハンマースホイの住居があります。



おお、絵と同じ風景だ、と感動しました。絵のように音がまったくないような世界、というわけではありませんが静かな所でした。ここへ来ることができて本当に良かったと思いました。コペンハーゲンはパリやウィーンなどと比べると観光都市ではありませんが、一生に一度は行ってみたかったのです。デンマークまで付き合ってくれた夫に感謝します。


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