ニコラス・ハウス博物館


ビーコン・ヒルにあるニコラス・ハウス博物館に行きました。1880年にニコラス医師が購入し、お嬢さんで園芸家だったローズ・ニコラスさんが1960年ころまで住んでいた家です。一家の人々が収集したり、交友のあったアジア人からもらったりしたアンティークやオリエンタルな調度品が保存されています。フラッシュ禁止なので写真が暗いのです。

入場料8ドルを払うと、ボランティアのガイドさんが案内してくれます。日本のものも色々ありました。

医師の家なのでケシの柄だそうです
壁紙は日本製だそうです。曰く、「でも海外向けに作っていただけで、国内ではこういうのは使っていなかったみたいだから、見たことないでしょ」。確かに、これが日本製とは意外でした。



ウィンドウ・シートが好きです。いつか自分で家を買うとき(そんな時はくるのだろうか?)ウィンドウ・シートを作るのが夢です。

ウェッジウッドだそうです
肖像画の人にうまい具合に後光が差してます

ビーコン・ヒルを散策して「この風格のある建物の中はいったいどんなふうになっているのだろうか」と想像していたので、家の中を興味深く見せてもらいました。基本はヨーロッパ調なのですが、アジアのものが有り難そうに飾ってあって、何百年も昔のオランダのタペストリーなどと妙なチグハグ感を出していて面白かったです。私たちが日本家屋で頑張ってヨーロッパ調にしようとすると欧米人には「なんでこんなふうにするんだろう、全部日本のもので揃えればいいのに」と思われているのかも、と思いました。


 ビーコン・ヒルの中の1軒(ニコラス・ハウスではありません)星の形のオーナメントが入り口の透かし細工と合っていて素敵でした。


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