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チャールズ・フランシス・アンズリー・ヴォイジー(1857-1941)
イギリスの建築家、家具・テキスタイルデザイナー。活動初期にはアーツ・アンド・クラフツスタイルの壁紙や布地、家具のデザインを行ったが、多数の著名なカントリー・ハウスの建築家として知られる。産業デザインの重要性を理解していた。近代建築の始祖の一人とされている。
ウィリアム・モリスに比べ知名度が低く、テキスタイルを見るとモリスの方が技巧的には優れているように思え、長く見て飽きが来ないのはモリスかな、と思うのですがヴォイジーはモリスよりもユーモラスで楽しいです。
ヴォイジーのテキスタイルにはこんな少し細長い鳥がよく登場します。下の写真はFarrow&Ball社のカタログより引用しました。ヴォイジーのデザインではないと思いますが、なんとなく似ています。
建築や、インテリア全般のデザインも行っていたようです。下の写真は生命保険会社のオフィスとのことです。オフィスがこんなに美しかったら毎日仕事に行くのが楽しみになりそうです。私はネコ足家具に代表されるような、ヴィクトリアンなインテリアがどうも苦手で、このように縦線と横線を強調した室内装飾が好みです。この整然とした連続的な直線のデザインはフランク・ロイド・ライトにも通じるものがあると思います。
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