2013年1月28日月曜日

1月の花・水仙


今年は積雪は少ないとはいえ、年が明けてから毎日寒く、気温は日中でも氷点下です。寒い地方だけに暖房設備はしっかりしているので、屋内は暖かいですが、乾燥します。外の景色が寒々としているため明るい色のものが欲しいと思いました。夫が水仙の花を買ってくれました。

スイセンは黄色いものと白いものとがあり、「スイセン」で画像検索すると白い花の画像が多く検出されますが、daffodilで検索すると黄色い花の画像が、jonquilで検索すると白い花の画像が中心に表示されます。ただし、daffodil、jonquilというのは色で分けた名前ではないようです。私は白い花が好きで、他の種類の花なら白と黄色がある場合白を選びますが、黄色いスイセンは星のようで素敵だなと思います。ゴージャスなブーケよりも同じ種類、色の花を数本飾るのが好きです。

daffodil、jonquilが指すのは花ですが、narcissusはギリシア神話に登場する美少年に由来する名称です。他に、スイセンは中国では新年の花であり、ペルシア文学では「美しい目」の象徴であるそうです(同様に、スミレは美しい髪の毛、バラは頬の象徴とのことです。出典)。ワーズワースはスイセンについて有名な詩を書いていて、「イギリスでは必ず教科書に載っている」という話を聞いたことがあります。

一緒に鉱物標本を飾りました。鉱物の冷たい輝きは晴れた冬の日に似合うと思います。


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