ニューヨークへ出張しました。中国へ(通訳付きかつ単なる記録係として)出張したことはありましたが、英語圏への出張は初めてでした。英語の読み・書きに大きな問題はないとしても、聴く・しゃべる方はまるでダメだという自覚があり、そもそも日本語でしゃべるのもダメだという自覚もあり、行く前には不安しかありませんでした。夫に、お守り代わりに鞄を貸してもらい、資料を作成して事前に関係者に目を通して頂き、日本語で練習し、自分がしゃべる内容のカンペを作成し、録音機と胃薬を携行するという念の入れようでした。
そして、見事にカンペを忘れました。夫に「カンペを作る作業自体が勉強になるもんやで」と言われたことを思い出し、他の出席者の方もとても親切にサポートして下さいましたので、なんとか乗り切ることができました。後で議事の録音を聴いてみると、その場で理解できたと思っていたことも、実は全然理解できていなかったことが判明し、焦りました。一朝一夕にというわけには行きませんが、英語力を付けて、今後も、録音は必ずしないといけないなと思いました。また、カンペは忘れないようにします。
上司のお取りはからいにより、空き時間はメトロポリタン美術館へ行きました。前回、訪れたのは2014年でしたが、その時は仕事でニューヨークに来ることがあるとは思いませんでした。その時もとても楽しかったですし、いつも私の行きたい所へ連れて行ってくれた夫には感謝しかありませんが、やはり連れて行ってもらうことは申し訳なく、自力で来る方が気分が楽です。アメリカ翼は、前回閉鎖中だったと思います。今回は、中世ヨーロッパ美術の大半が閉鎖中でした。アメリカ翼の、FLWルームが見られたことは良かったです。こんな部屋に住みたいと思いました。
今回、私が同行させて頂いたのは、上の方のご親切によるもので、むしろ足を引っ張ってしまうばかりだったように思います。ただ、終わってみれば、会議、食事、UberでのNJ移動(懐かしい景色でした)、時差ボケによる夜中の作業、美術館等、始めから終わりまで、全てが楽しい時間でした。今後の方針も決まったので、仕事に生かしたいと思います。
ミュージアム・ショップと、ショッピングモールで、お土産を探しましたが、何も欲しい物がありませんでした。NYでは、近藤麻理恵さんが大人気らしく、朝のテレビ番組で放映されていましたし、アメリカ人との間でも話題になりました。お土産を買う意欲がなおさら減退するというものです。私は仕事そのものが楽しいから働いているのであって、得た対価で何をどうしようということはあまりなく、無理して買うこともなかろうと思い、空手で帰りました。夫は、弁護士事務所で頂いたアメニティのポータブルバッテリーチャージャーを喜んでくれました。
2019年1月15日火曜日
2019年1月14日月曜日
Word校閲機能で書式変更を表示させない方法
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
法務のメイン業務の一つである契約書審査は、Wordファイルでドラフトを作成し、相手方との間で、Wordの変更履歴とコメント機能を使用してやり取りすることが一般的かと思います(3つの日系企業での約8年間の法務経験に基づくものです。そうではない、という場合は、本投稿は無視して下さい)。コメントや変更履歴が記録される機能は便利ですが、書式変更の記録をonにしたまま編集する/編集されてしまうと、書式変更の内容が大量に吹き出し表示され、かなりirritatingでfrustratingなことになります。一旦、記録されてしまうと、非表示に設定しても、保存・再度開くと、また表示されていることがあります。
書式変更が表示されないために、どうすれば良いのか、些細なことではありますが、長年の悩みでした。夫が方法を教えてくれました。
自分が編集する際は、変更履歴の詳細オプションから、書式変更が記録されないようにしますし(上図右)、既に記録されてしまった変更履歴が表示されないように、変更履歴オプションで、書式のチェックを外します(上図左)。しかし、既に記録されてしまった変更履歴を、一時的に表示させないのではなく、金輪際表示させない方法が分かりませんでした。長年の悩みのタネであったため、シェアすることでお役に立てるかもしれないと考え、以下にその手順を示します(Word2010,2016)。
まず、リボンの「校閲」タブを選択します。「変更履歴オプション」を選択し、「コメント、インク、挿入と削除」はチェックを外します。「書式」はチェックを入れたままにします。「OK」をクリックします。
⇒書式変更の記録のみ、表示されます。本文中の追加・変更や、コメントは表示されません。
次に、同じくリボン「校閲」タブの「承諾」を選択します。メニューから、「表示されたすべての変更を反映」を選択します。
最後に、再度、「変更履歴オプション」を選択し、「コメント、インク、挿入と削除」にチェックを入れ、「書式」はチェックを外します。
以上の手順で、本文中の追加・削除の履歴と、コメントは残り、書式変更の履歴は消えます。保存して、再び開いても、書式変更の履歴が復活することはありません。
お試し下さい。
書式変更が表示されないために、どうすれば良いのか、些細なことではありますが、長年の悩みでした。夫が方法を教えてくれました。
自分が編集する際は、変更履歴の詳細オプションから、書式変更が記録されないようにしますし(上図右)、既に記録されてしまった変更履歴が表示されないように、変更履歴オプションで、書式のチェックを外します(上図左)。しかし、既に記録されてしまった変更履歴を、一時的に表示させないのではなく、金輪際表示させない方法が分かりませんでした。長年の悩みのタネであったため、シェアすることでお役に立てるかもしれないと考え、以下にその手順を示します(Word2010,2016)。
まず、リボンの「校閲」タブを選択します。「変更履歴オプション」を選択し、「コメント、インク、挿入と削除」はチェックを外します。「書式」はチェックを入れたままにします。「OK」をクリックします。
⇒書式変更の記録のみ、表示されます。本文中の追加・変更や、コメントは表示されません。
次に、同じくリボン「校閲」タブの「承諾」を選択します。メニューから、「表示されたすべての変更を反映」を選択します。
最後に、再度、「変更履歴オプション」を選択し、「コメント、インク、挿入と削除」にチェックを入れ、「書式」はチェックを外します。
以上の手順で、本文中の追加・削除の履歴と、コメントは残り、書式変更の履歴は消えます。保存して、再び開いても、書式変更の履歴が復活することはありません。
お試し下さい。
2018年11月24日土曜日
前田侯爵邸、エスペリオンXXI
前田侯爵邸
11月の外出は、ジョルディ・サヴァールの古楽アンサンブル、エスペリオンXXIのコンサートと、前田侯爵邸でした。東京にはたくさんの洋館があり、全部行ってみたいものです。前田侯爵邸は、とりわけ豪華で、こんなものがこんな所に!と驚きました。無料で見学できるので、大学の近くに前田侯爵邸がある人は、空きコマなどにしょっちゅう行った方が良いと思います。しかし、どうにもカメラの調子が悪かったようで、アップロードできるような写真がありませんでした。カーテンがウィリアム・モリスの「いちご泥棒」で、持っていた鞄とお揃いでした。カーテンの生地は、単なるプリントではなく、ゴブラン織/ジャカード織(私には違いが分かりません)なのもゴージャスです。自宅を前田侯爵邸のようにすることは絶対に不可能ですが、モリスのカーテンであれば、すごく頑張れば買えないこともありません。将来、家を建てたらモリスのカーテンをかけることを目標にしたいと思います。
エスペリオンXXI
高校生の頃は、受験勉強をしながら、アンドルー・ローレンス・キングさんのハープ独奏をよくBGMにしていました。模試を受けても判定が悪く、受験勉強には、不安と焦りしかなかったのですが、ハープ独奏は落ち着いた音色で、気分も穏やかになるように思いました。転職して、「仕事が緻密で迅速」と言って頂くことがあり、もったいないことです。もちろん、それが自分の実力であるはずもなく、半分はそう言って下さる方の親切で、半分はジョルディ・サヴァールさんのお蔭です。早出、残業する時は、いつも、サヴァールさんの16世紀頃の古楽を聴きながらやります(通常の業務時間中は、音楽など聴きません。念のため)。そうすると、魔法の音楽のように効果てきめんで、面倒な作業を特に嫌だとも思わず、とても楽しく、イヤガラセのように細かく記載した書面を、短時間で仕上げることになります。そのため、今回のコンサートのことを知ると、すぐにチケットを買いました。いつも録音を聴いて、刺激を受けている音楽をライブで聴き、演奏者のご尊顔を拝することができたので、ほとんど感涙にむせびそうになりました。古楽というのは、堅苦しくなく、とても楽しい音楽だと思っています。コンサートのプログラムには、複数のCDに入っている、特に好きな曲が全部入っていたのもうれしいことでした。録音を聴いても分かりませんでしたが、アンサンブルのメンバーの所作に、他のメンバーや観客への配慮と敬意が込められているように思いました。夫に、受験勉強の時と、時間外勤務の時に聴いているんですよ、と言ったら、「なんでそんなにステキな生活をしてるんですか」と言われました。
2018年11月3日土曜日
八景島シーパラダイス
休日に行くと混雑必至なので、平日に行こうと狙っている観光地がいくつかあります。八景島シーパラダイスもその一つでした。文化の日の振替休日に行きました。シーパラダイスは、遊園地など別のアトラクションも併設しています。
メリーゴーランドは数人を乗せて回っていました。わびしい風情ですが、寂れた遊園地は結構好きです。高校生男子がキャッキャしながら乗っていました。メリーゴーランドの音楽はなぜ悲しいのでしょうか。
シロクマや、アシカなどの大きな海獣もいますが、どう考えても水槽が狭過ぎて気の毒です。私は、カラフルな熱帯魚とクラゲが好きです。梅干し飴のようなベニクラゲは、不老不死らしいです。ペンギンについて、夫が「見事な流線型やな。背中に空気入れとるんやな」と言ったので、飼育係が、毎朝ペンギンに空気を入れるところを想像しました。
Wikipediaによれば、日本は一人当たりの水族館数が世界一の、水族館大国だそうです。「水族館大国」などという概念があったのか、という感じです。シーパラは、規模でいうなら7,8位のようです。水族館ブログを読むと、イルカなどのショーに特徴があるそうですが、ショーはそこまで興味がありません。大水槽は、サメ、マンタ、イワシの大群がメインで、色のある生物がほとんどおらず、地味過ぎるのが残念です。なんかホース見えているし。話のタネとしては良いですが、私はえのすいの方が好みです。
せっかくの水族館大国であるなら、その恩恵を十分に享受したいと思いました。日頃、蛍光灯とディスプレイの光を浴びて、この灯りはまぶしすぎる、という自覚は特にないものの、水族館に行って、薄暗い青い光の中、銀色の魚を眺めていると、定期的にこの空間に身を置きたいな、と思います。水族館の1回当たりの入館料は安くはありませんが、どこの水族館も、2回分の入館料で年間パスが買えるので、通勤路にある水族館の年間パスを買ってみようかと思います。夜も22時まで開館しているので、仕事帰りにも寄ることができますし、その時間帯であれば多少は静かかもしれません。
シロクマや、アシカなどの大きな海獣もいますが、どう考えても水槽が狭過ぎて気の毒です。私は、カラフルな熱帯魚とクラゲが好きです。梅干し飴のようなベニクラゲは、不老不死らしいです。ペンギンについて、夫が「見事な流線型やな。背中に空気入れとるんやな」と言ったので、飼育係が、毎朝ペンギンに空気を入れるところを想像しました。
Wikipediaによれば、日本は一人当たりの水族館数が世界一の、水族館大国だそうです。「水族館大国」などという概念があったのか、という感じです。シーパラは、規模でいうなら7,8位のようです。水族館ブログを読むと、イルカなどのショーに特徴があるそうですが、ショーはそこまで興味がありません。大水槽は、サメ、マンタ、イワシの大群がメインで、色のある生物がほとんどおらず、地味過ぎるのが残念です。なんかホース見えているし。話のタネとしては良いですが、私はえのすいの方が好みです。
2018年10月21日日曜日
カール・ラーション展@損保ジャパン美術館
損保ジャパン美術館で開催中(12月24日まで)の「カール・ラーション展」に行きました。スウェーデンの画家で、日本でも書籍が複数販売され、その愛らしさから、人気のある画家だと思います。作品の中心である水彩画は、色彩が澄んでいて鮮やかで、北欧の冷たい空気を感じさせます。家族をテーマにした作品が多いです。ラーションは8人の子供がいて、どの子もかわいいです。
カール・ラーション夫人は、画家志望のカリンで、結婚後は、自分や子供たちの服、自宅のタペストリー、テーブルクロス、クッションカバー等のテキスタイルをデザイン・製作しました。展覧会には、服やテキスタイルの展示もありました。オリジナルは、布が経年劣化しているため、カール・ラーション記念館のスタッフや、ラーションの子孫が復刻版を製作し、それが展示されています。
本のイラストや、ラーションの家で使用していた家具・布の展示が多く、水彩画がもっとあると良かったのに、とは思いましたが、ラーションの暮らしぶりをイメージさせる展示ではありました。ラーションは、工場で大量生産される家具調度を嫌い、自宅の改装を自ら手掛け、日常生活に美しい手仕事を取り入れました。ウィリアム・モリスのアーツ・アンド・クラフツに通じるのだろうと思います。ジェーン・モリスも、カリン・ラーションのように、夫の絵画のモデルを務め、タペストリーの製作も行いました。ラーションはスウェーデンのウィリアム・モリスなのかと思いましたが、モリスは生まれが裕福で、ラーションは貧しい出自だったそうで、そのせいかどうかは分かりませんが、モリスは重厚、ラーションはもっと軽やかで簡素です。しかし、幸福感にあふれていて、明るい感じがあります。
また、彼の絵は、どうにもSNSを思わせるものがあります。例えば「うちの妻、タペストリー作った。めっちゃ器用」とか、「DIYの家♡」とか、「家族でザリガニパーティした。たくさん釣った」というようなコメントを付け、投稿する度に10万くらい「いいね!」が付くイメージです。
ラーションは、大量生産のものを嫌ったにもかかわらず、展覧会の終わりには、安価な大量生産の代表格のようなイケアの家具が、「イケアの家具もラーションのデザインの影響を受けています」と展示されているのがちょっと可笑しかったです。
2018年10月14日日曜日
マシュー・ボーンの『シンデレラ』
夫と1ヶ月に1回、展覧会、コンサート、遊覧船等々、何かしらイベントに出かける、と約束をしていて、10月はマシュー・ボーンのバレエ『シンデレラ』を観に行きました。バレエは、10年以上前にボリショイ劇場で『白鳥の湖』を観たことがあり、自分はバレエにはそこまで興味ないかも、と思っていたのですが、上記リンクの予告編を見て、ステキだなと思って、出かけました。本物は、予告編の100倍くらい、すばらしいものでした。
マシュー・ボーンはバレエではなく、コンテンポラリー・ダンスの振付家のようです。舞台は、1940年のロンドンで、空襲のシーンもあります。シンデレラは眼鏡っ娘で、王子様はPTSDにかかった軍用機のパイロットです。フェアリーは、白い光るタキシードを着た、銀髪の天使です(ダンサーは男性ですが、中性的な感じです。英語のfairyには同性愛者という意味がありますから、このような解釈は、やはり、さもありなん、という気がします)。ストーリーにも変更が加えられていて、シンデレラは王子様の開催するダンスパーティに行くのではなく、空襲で負傷し、発見されて病院に運ばれるまでの間に、ダンスホールで踊る夢を見ます。
プロコフィエフの音楽が、第二次世界大戦中のロンドンに変更された舞台に合っていて、飛行機や爆撃、サイレンの音などの効果音とマッチしていて、驚きました。バレエ音楽は『ロミオとジュリエット』が中学校以来のお気に入りですが、『シンデレラ』も前衛的でクールな音楽だと思います。
音楽だけでなく、ダンス、舞台装置、照明、衣装等、ステージ上のすべてが行き届いていて非の打ち所がなく、美しく、楽しく、ユーモラスでもあれば、残酷さや悲哀を感じさせる部分もあります。こんな経験、人生でそうそうできるものではないと思います。地味なヒロインのシンデレラは、現実にはお姫様になるわけではなく、地味なまま、幸せを掴むところも現代的で好感度高いです。
観客は女性が多いと思いました。母が「男の人は、なかなかバレエなんて来てくれないものよ」と言っていましたが、夫はたいそう気に入って、「めっちゃええやん。今度はお母さんも誘って、3人で行こうよ」という話になりました。
2018年9月10日月曜日
大きな書庫
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| 日暮れて途遠し |
人生の折り返し地点
高齢者が亡くなって、遺品整理をしたとか、老人ホームに入るための荷物の整理をした、という話を続けて聞きました。元の持ち主たちは、私よりはかなり年上ですが、そろそろ人生も折り返し地点ですし、物を片付けるのに早すぎることはないと思っています。とはいえ、一度に「断捨離」しようとすると、必要なものまで捨ててしまいそうなので、徐々に処分することにします。自分の持ち物の中で、なくても日常生活に支障を来さず、大量にあるものといえば本なので、まずは本の処分を試みました。数年前から断続的に処分し、それなりに減ってはきたものの、まだ整理する余地があります。実家に置いていた分と、自宅に置いている分、各1箱を処分しました。蔵書数は、最もたくさん所有していた頃の半分くらいになりました。
図書館活用
もったいないなと思いつつ、減らしたのですから、今後は是非とも手元に置きたい画集、写真集及び入手困難な本以外はなるべく買わないようにします。だからといって、他にあまり趣味がないのに、読書をやめるつもりはないので、以下の通りとします。- 1回/週、図書館に行く…電車の乗換駅に図書館が直結しています。電車は、いつも接続が悪いので、朝、ブックポストに返却し、帰りに予約しておいた本を借りることにします。図書館で本を物色するのはもちろん楽しいですが、帰宅途中にそんなことをして図書館で30分、1時間も油を売るわけには行かないので、借りる本は全て予約します。返却&ピックアップで、せいぜい1本電車を逃すくらいです。毎週図書館に通うということは、大きな書庫を持っているようなものです。転職して通勤ルートが変わったことで、電車の中で寝るという、人生の至福が失われましたが、書庫を手に入れたことは良かったです。
- 1回3冊借りる…読書傾向が偏らないよう、①文学、②娯楽、③ノンフィクションを1冊ずつ借ります。本棚を見ながらだと、あれもこれも借りたくなり、ジャンルが偏りがちになり、欲張って借りて、結局読めないまま返却するという事態が起こりやすくなります。3冊予約することで、その事態を予防します。英文学が好きで、そればかり読んでいましたが、研究者になるわけでもなく、幅広く読んでいる方が視野が広がる気がして、最近は乱読を目指しています。
- 洋書はKindleで読む…そうはいっても、英文学はいつも読んでいたいです。仕事は英文契約の審査が大半を占めるため、英文に耐性を付けておかなくてはなりません。幸い、Kindleで読める英語の本はかなり充実しているので、英文学は原則として英語で、Kindleで読むことにします。英文はそんなに早く読めませんので、買って読んだらお金がもったいない、ということもないでしょう。
- とりあえず100頁は読む…どうかな、と思う本でも100頁は読むことにします。100頁読んで、つまらなかったら諦めます。我慢して、300頁ほども読んでから、どうもダメだ、というのはきっと時間のムダです。どんなに世間の評価が高かろうと、自分には合わない本というのはあるし、評価が高い作品の良さを自分が理解できないからといって、自分がオカシイとか思う必要はないのだと思います。
- 教科書は中古で買う…そして、遠慮なくどんどん書き込んで、単位が取れたら処分します。自分が勉強した教科書は愛着が湧くものですが、仕事に使わない限り、読み返すことはほぼありません。
- 好きな本100冊は手元に置いておく…本の処分を推奨するのは夫ですが、私が「この本は気に入ったので、手元に置きたいです」と言ったら、「あなたの好きな本、100冊は取っておいたらええよ。もっと好きな本を読んだら入れ替えたらええやん」と言われました。画集・写真集、勉強用の教科書・事典類の他に100冊手元に置ける、ということなら妥当な数だと思います。手元に置いて、時々読み返したい本はきっと100冊程度だと思います。
2018年8月18日土曜日
国立博物館、鏡花人形
弥生美術館で開催中の、泉鏡花の人形展に出かけようと思いましたが、自宅から往復3時間かかるところ、それだけではもったいないので、国立博物館にも行きました。所定の大学の学生は、入館料が無料になります(国立美術館キャンパスメンバーズ)。
外国人観光客が多かったです。また、夏休み中で混雑していました。館内のソファで居眠り中の人も多いです。暑い日でしたから、混雑しすぎない限り、美術品に囲まれて微睡むのもありかなと思いました。仏像とかそこまで興味ない、と思っていたのですが、仏像は全体の10%くらいだと思います。動物の意匠に面白いものがありますし、建物もきれいでした。私はこういうものには興味がない、と決めてかかってはダメだと思いました。
国立博物館から、歩いて弥生美術館まで行きました。徒歩20分くらいですが、炎天下に歩くには厳しい距離です。一番暑い時期を選んでやることではないと思いました。
弥生美術館の人形展は「文豪・泉鏡花×球体関節人形」です。ドール趣味の存在は知っていても、自分で所有したいとか、わざわざ見に出かけたいと思ったことはなかったのですが、鏡花の浮世離れした世界には、人形という表現が似合っていると思います。現役の作家の作品で、画像をインターネット上で検索することは容易ではなく、出版物もふんだんにあるわけではありませんので、実物を見る機会があって良かったと思いました。生身の人間にはない冷たい妖艶さを感じました。特に、吉田良氏の『高野聖』をテーマにした人形が、生きているようで、死んでいるようでもあり、美しく、毒があって、惹かれます。こういうのは、やはり平面ではなく、3Dで見るのが一番だと思います。夫に写真を見せたら「怖いね」と言っていました。私も、美術館で見る分には良いのですが、図録(下記リンク)を家に置いておくのはちょっと怖いので、購入は見送りました。
外国人観光客が多かったです。また、夏休み中で混雑していました。館内のソファで居眠り中の人も多いです。暑い日でしたから、混雑しすぎない限り、美術品に囲まれて微睡むのもありかなと思いました。仏像とかそこまで興味ない、と思っていたのですが、仏像は全体の10%くらいだと思います。動物の意匠に面白いものがありますし、建物もきれいでした。私はこういうものには興味がない、と決めてかかってはダメだと思いました。
国立博物館から、歩いて弥生美術館まで行きました。徒歩20分くらいですが、炎天下に歩くには厳しい距離です。一番暑い時期を選んでやることではないと思いました。
弥生美術館の人形展は「文豪・泉鏡花×球体関節人形」です。ドール趣味の存在は知っていても、自分で所有したいとか、わざわざ見に出かけたいと思ったことはなかったのですが、鏡花の浮世離れした世界には、人形という表現が似合っていると思います。現役の作家の作品で、画像をインターネット上で検索することは容易ではなく、出版物もふんだんにあるわけではありませんので、実物を見る機会があって良かったと思いました。生身の人間にはない冷たい妖艶さを感じました。特に、吉田良氏の『高野聖』をテーマにした人形が、生きているようで、死んでいるようでもあり、美しく、毒があって、惹かれます。こういうのは、やはり平面ではなく、3Dで見るのが一番だと思います。夫に写真を見せたら「怖いね」と言っていました。私も、美術館で見る分には良いのですが、図録(下記リンク)を家に置いておくのはちょっと怖いので、購入は見送りました。
2018年8月17日金曜日
横浜ナイトクルーズ
先月、日本郵船の博物館へ行った際に、引退した客船・病院船の氷川丸の展示に行く時間がなかったため、出直しました。2016年に重要文化財に登録されています。
アールデコ調の内装です。食堂、子供部屋、社交室、喫煙室(ただし、現在は禁煙)、デッキ、読書室、ボイラー室等々があり、多彩な内容です。郵船博物館へ行くと、チケット売り場で氷川丸はどうしますか、と尋ねられるので、郵船博物館のオマケ的なものなのか、と思っていましたが、充実した展示で、1時間くらいかけて見学します。
3等客室は、8人1室でとても狭いですが、1等も、ステンドグラスやソファがあってゴージャスとはいえ、寝台は狭いです。それでも、船上で寝るのは一度はやってみたいです。
乗船して、漕ぎ出してみたいと思うのですが、氷川丸に乗って13日間かけて、シアトルまで行くわけには行きません。横浜の夜景クルーズをやってみました。シーバスで。
神戸や、ボストンで遊覧船に乗ったのは、いずれも昼でした。晴れた日に、海の上から見る景色は格別ですが、35度の炎天下で、船に乗ったら暑すぎます。夜の観覧車も、インターコンチネンタルも、時々すれ違う別の船も、ライトアップされた橋も良かったです。ただ、ガイドは余計だと思いました。主催者は良かれと思ってしているのかもしれませんが、静かに夜景を楽しみたいです。
夫が、誕生日に欲しい物を買ってあげるよ、と言ったのですが、物を増やすのは本意ではないため、船旅に連れて行ってもらいました。記念日はモノではなく、イベントが良いと思いました。
2018年7月15日日曜日
バロック・コンサート
音楽は、バロックを好んで聴くのですが、コンサートは古典派~近代のオーケストラ曲を聴きに行くことがほとんどで、バロックのコンサートにはあまり行ったことがありませんでした。偶然、試聴して良いな、と思っていた「セコンダ・プラティカ」のコンサートがあったので、行きました。
横浜のみなとみらいホールでの開催でした。東京・横浜にはちょっと驚くほどたくさんのホールがありますが、みなとみらいはお気に入りです。小ホールには初めて入りました。
とても暑く、歩きにくい一日でしたが、充実した休日になりました。
2018年6月29日金曜日
横浜山手洋館巡り
観光地は、近いと却って行かないものなのかもしれません。川崎に延5年間、住んでいるのに、横浜山手には一度も行ったことがありませんでした。長距離移動の際に、柚木麻子『けむたい後輩』を読み、横浜山手の洋館巡りをしてみたくなりました。横浜の「フェリシモ女学院」の女子学生が、洋館の寮に住んでいる、という設定で、女子寮は、かつて学生寮として使われていたベーリック・ホールがモデルではないかと思います。
ベーリック・ホール。こんな所に住むとは、羨ましすぎますね!敷地が広く、非常に立派な建物ですが、豪華、瀟洒というよりも、軽やかで風通しが良い感じがします。窓が大きく、日当たりが良いためかと思いました。
窓の意匠に特徴があります。やはり、アルミサッシはダメです。木枠の窓が良いです。
他、イギリス館、山手111番館、山手234番館、エリスマン邸と巡りました。どの建物もきれいで、住むことは適わなくても、せめて、気軽に散歩できる距離なら良いのに、と思いました。天気が良かったので、街並みが一層キラキラして見えます。神戸の異人館の方が、数も多く知名度は高いかもしれませんが、私は横浜の洋館の方が好みです。神戸よりも、全体的に装飾が少なく、すっきりしていますし、内部に玩具を飾らないで、実際に使用していた調度が配置されているところが良いです。また、横浜市が管理しているため、すべて無料で見学できます。一般民家とは比較にならないとはいえ、一軒はそこまで大きくはないので、入場料を気にせず、まとめて複数見られるのはありがたいです。
イギリス館は、イギリス領事館だったそうです。バラ園が見事で、高台から横浜港が一望できます。この世の楽園のようなものだと思いました。その後、元町に戻り、繁華街を散策しましたが、このように美しいものをたくさん見た後では、お店で買えるようなものは何もかもそこまでではないな、という気がして、何も買わずに帰りました。
ベーリック・ホール。こんな所に住むとは、羨ましすぎますね!敷地が広く、非常に立派な建物ですが、豪華、瀟洒というよりも、軽やかで風通しが良い感じがします。窓が大きく、日当たりが良いためかと思いました。
窓の意匠に特徴があります。やはり、アルミサッシはダメです。木枠の窓が良いです。
他、イギリス館、山手111番館、山手234番館、エリスマン邸と巡りました。どの建物もきれいで、住むことは適わなくても、せめて、気軽に散歩できる距離なら良いのに、と思いました。天気が良かったので、街並みが一層キラキラして見えます。神戸の異人館の方が、数も多く知名度は高いかもしれませんが、私は横浜の洋館の方が好みです。神戸よりも、全体的に装飾が少なく、すっきりしていますし、内部に玩具を飾らないで、実際に使用していた調度が配置されているところが良いです。また、横浜市が管理しているため、すべて無料で見学できます。一般民家とは比較にならないとはいえ、一軒はそこまで大きくはないので、入場料を気にせず、まとめて複数見られるのはありがたいです。
イギリス館は、イギリス領事館だったそうです。バラ園が見事で、高台から横浜港が一望できます。この世の楽園のようなものだと思いました。その後、元町に戻り、繁華街を散策しましたが、このように美しいものをたくさん見た後では、お店で買えるようなものは何もかもそこまでではないな、という気がして、何も買わずに帰りました。
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