ボストンで過ごした最後の週末は、ボストン美術館へ行きました。同美術館へは、アメリカ滞在中に10回近く行ったと思います。美術品の配置換えも頻繁に行われますが、だいたいどの絵がどこに展示されているかは記憶するくらい、行きました。ボストンで最も思い出深い場所と言えば、ボストン美術館とシンフォニー・ホールです。ボストンの観光名所は、そんなに多くはないです。
写真家として著名な、エドワード・スタイケンの油彩画です。スタイケンは、薄明かりの雰囲気のあるモノクロ写真をのこしているところ、若い頃には絵画を学び、絵画作品もまた、薄明かりを感じるものです。
改めて、撮影した写真を見直してみると、今回の写真は、孤独や夕暮れ、船出などをテーマとした作品が多かったです。あまり意識はしていなかったものの、自分がボストンを離れるので、少し寂しく思う気分を反映していたのだなと思いました。
ボストン美術館はエジプト美術のコレクションが有名ですが、私はサージェント等のアメリカ美術や、ヨーロッパの作品を中心に見ることが多かったです。収蔵作品のみならず、建物の雰囲気や、気取らない感じも大好きな美術館でした。ありがとうございました。
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