2012年12月18日火曜日

クリスマスオーナメント


クリスマスオーナメントを飾ってみました。自分の好きな物をそろえたら、少し地味で縁起の悪い感じになってしまいました。

【金メッキの星】
メトロポリタン美術館所蔵のセーヴル焼きの模様を翻案しているそうです。メトロポリタン美術館のミュージアムショップでは毎年、星モチーフのオーナメントを販売しています。

【天使のフィギュリン】
ロイヤルコペンハーゲン製です。バイオリン、リュート、ラッパ、シンバルを演奏する天使と歌う天使です。白磁、というところが気に入っています。クリスマスに飾られるキリスト降誕の人形も白磁や白木などで作られ、彩色されていないものが多い気がします。複数飾る場合、彩色があるとゴチャッとするからでしょうか。

【クリスマスプレート】
クリスマスプレートに手を出すつもりはなかったのです。しかし、夫が12月生まれなので、買ってもいいのではないか、と思うに至りました。クリスマスプレートの魅力は円形の画面の中に、近くにあるものと遠くの風景がバランスよく収められていて奥行きを感じさせる絵柄がついていることだと思います。ただ、絵の完成度は年毎にばらつきがあるようで、私は夫の生まれ年の絵柄が好きではなかったのでビング&グレンダールにしました。
クリスマスプレートはロイヤルコペンハーゲンよりもビング&グレンダールの方が歴史は古く、1895年まで遡ります。初期のころのお皿は雪景色の静謐さを感じさせる美しいものが多く、骨董的価値があり、高価です。1970~90年代のものは安いです。これを家に飾るというのは我々の年齢がバレるということですが、私は気にしていません。

【ロウソクたて】
ジャスパーはウェッジウッド製、クリスタルの方はウォーターフォードです。先日ハリケーンの影響で停電した時に意外と活躍しました。ウェッジウッドのジャスパーは美しいものですが、ヌードとかそれに近いようなギリシア風の人々のついている物を自宅に置くには抵抗があったので、渦巻きのような模様を選びました。アメリカ人はロウソクが好きで、少し高めのレストランとか、よそのお宅にお呼ばれして夕食を頂くと食卓にロウソクが灯っています。

【菊の花】
先日いただきました。清潔感のある香りがします。菊は日本だと仏花の印象が強いですが、アメリカでは特に死を連想させるわけではないようです。白い花が好きなので嬉しかったです。

クリスマスツリーはありませんが替わりにタペストリーを飾っています。


キャンディーケインです。1ダースで1ドルの、子供だましのような物ですが、私はこれが好きでキャンディーケインがないとクリスマスが始まらないと思っています。たまたま手持ちのコップに活ける(?)と、ちょうど良い高さでした。

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