ボストン美術館に行きました。渡米して3回目の訪問です。
図書館で割引券(入場料一人$25→$7)をもらっていましたが、代金を支払おうとしたところ、「バンク・オブ・アメリカの口座を持っているなら今日は無料になりますよ」と言われて、無料で見ることができました。
雪の日だったので、館内は空いていました。雪は積もると面倒ですがうっすら降ると、不都合なものがうまく覆い隠されてきれいです。美術館の窓から見える景色も粉砂糖をかけたようでした。
館内はクリスマス仕様になっていました。なんだかワクワクします。
前回来たときは展示されていなかったか、気付かなかったのですが今回見ておもしろかったのは上の作品です。この絵は、ボストン美術館の一室を描いていて、絵の展示されている斜め後ろの角度から写真を撮影するとこのようになります。
こんなふうに写真を撮影して、それをもとに描いたんだろうか、と思いました。先日の感謝祭でお邪魔したお宅でやったのは「スカヴェンジャー・ハント」というゲームで、写真の束を渡されて、同じ角度から同じ写真を撮影するというもので、そのゲームのようだと思いました。
モーリス・ブラジル・ペンダーガストの作品です。白い帆船と、パステルカラーの服を着た女の子たちの姿がマザーグースの童謡を思わせます。
ギュスターヴ・ドレ作。野の花と蝶を描いたのどかな景色なのに、手前に大鎌が置かれています。
夫曰く「なんというか、鳩胸って感じやな」。ええ、まあ鳩ですし。
日本の作品です。オウムが逆立ちをしているのがかわいいです。動物はアジアの絵や彫刻におもしろいものが多いように思います。
こちらも日本の作品で「鼠猫合戦」とのタイトルでした。どんなストーリーなのか気になります。
珍しい、操り人形の静物画です。青が鮮やかです。先日見た映画、『ホフマン物語』(操り人形が効果的に使われています)のような不思議な雰囲気があります。
お土産はいつものとおり絵葉書を買いました。美術館の入口の所で縞模様のあるドングリを拾いました。
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