一緒に買い物に行くと、夫は「花買いや」といつも言ってくれます。ステキ。それで、時々好意に甘えることにしています。白か、青の花が好きですが、今回は目先を変えて、ピンクのシャクヤクを買ってもらいました。大きく、華やかなので1本で充分です。
中国風の花だなと思います。色白で目の細い、薄い衣装を着た美人が側に立っているような感じです。開きかけている状態が特に良いです。私は、花に嫌われがちで、せっかく買ってきたのに、蕾のまま開花せずに干からびてしまうということが何度かあったので、萼を外し、水を頻繁に替えるようにしてみました。なんとかここまで開きましたが、完全に開花する前にしおれ始めました。
大輪の花を見ていると、花弁が何枚あるだろうか、と気になります。外して数えてみると、約150枚の花弁がありました。シャクヤクで花占いをするのは大変そうだと思いました。
「芍薬」の字は「薬」とあるのが不思議に思っていました。漢方薬によく使われることを知りました。葛根湯などに含まれているそうです。牡丹とそっくりな花で、英語ではシャクヤクをpeonyと言い、牡丹はtree peonyと言います。
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