I am Love(映画)

【映画情報】
Io Sono L'amore(イタリア)/I am Love(英語)/ミラノ 愛に生きる
2009年
Luca Gadanino監督
出演 Tilda Swinton, Flabio Parenti 他

【あらすじ】
ロシア出身のエンマは、ミラノの大富豪と結婚して3人の子供を生み、美しい良家の奥様として何不自由ない生活をしていた。息子の友人であるシェフが作った料理を食べたことをきっかけに不倫に走る。一家の事業はアメリカ人に売却され、そのレセプションではエンマの不倫相手、エドアルドの作る料理がふるまわれた。

【コメント】
イギリス人であるティルダ・スウィントンがイタリアのマダム(シニョーラかな?)を演じています。大富豪のお屋敷や、ミラノの街並み、郊外の自然がきれいで、ブランド物の衣装を着こなす俳優陣も美男美女ばかりです。そんなもので表面はコーティングされているとはいえ、中身は結構生臭いような嫌な話です。三人の成長した子供がいてもなお美しく、息子の年齢の男性との恋愛も不自然に思えない、ティルダ・スウィントンがヒロインだから映画の雰囲気に入ることもできますが、これが一般的な50歳の(30でも20でも)女性だったらあまり見る気がしません。

ラストには驚きました。でも、そこまでに2時間の長きに渡り美しい景色と美しい裸を見せられるのは少し辛いものがあります。日本語タイトルは「愛に生きる」よりは「本能に忠実に生きる」の方が良かったかと思います。

ティルダ・スウィントンはトカゲとか爬虫類を思わせる美人です。ロシアにはボルシチ以外の料理もあるということを知りました。

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