アンティーク・マーケット

ドイツ語の授業を受けにいくときにいつもビーコン・ヒルを通ります。ショーウィンドウにきれいなガラスや磁気類を並べているアンティークショップに興味がありました。ビーコン・ヒルのアンティークはお金持ち御用達で敷居が高いですから、高価なアンティークというよりは半ばガラクタ屋のようなケンブリッジ・アンティークマーケットに行きました。価格帯は1~300ドルくらいで、ほとんど営業もされないので気楽です。

昨年も6月に一度行って、その時は小さな買い物しかしませんでしたが、今回は4つ買いました。


サラダを取り分けるカトラリーは来客のあったときに適当なものがなかったので買いました。麦の模様のガラスボウルも、この大きさの食器は便利なので実用目的です。麦の意匠がきれいだなと思います。

ヘレンドはハンガリー製で、模様が手描きなので定価は高いですが一輪挿しはお買い得でした。緑色の菊のような花が描かれていて、イギリス、フランス、北欧とも違う雰囲気の磁器でおもしろいです。ヨーロッパのようで中国のようでもあり、西アジアのようでもあります。野ばらを飾ってみました。野ばらは敷地内に自生しているものですが、香りも少しあり、いけておくと2、3日で蕾が開花します。

クリスタルの蓋付き容器はパウダーケースです。ファンデーションはコンパクトケースに入ったものを使いますし、これは結構通気性のある容れものなので、実用には向かないと思いますがガラスのカットが繊細です。

ケンブリッジ・アンティークは100以上のお店がブースを出しています。全体にはデキャンタやグラスなどの酒器が多い印象でした。私はアルコールを飲みませんが、もしも飲んでいたら間違いなくいろいろな酒器にも手を出して(浪費して)いたと思うので、飲めなくて本当に良かったと思いました。


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