ポートランド旅行1・美術館



ポートランドはメイン州にある「避暑地」です。ボストン周辺に住む複数の友人に「ポートランドいいよ!行ってみて」と勧めてもらったので、暑い日に夫が連れて行ってくれました。その日は35度くらいあって、どこが避暑地なのという感じでしたが、海が近くていいところでした。

サージェント
 どこへ行ってもまずは美術館です(ミーハーなので)。ポートランド美術館の規模は小さめで、12ドルという入館料はやや高い気がしましたが、サージェントやウィンズロウ・ホーマーなどが見られます。といっても、この二人の画家はアメリカの美術館ならほぼどこでも一枚ずつは収蔵しているかとは思います。サージェントの肖像画はやはりエレガントです。お金持ちや、著名人、身分の高い人が注文する画家だったので、彼の描く人物画はいつも(悪い意味でなく)お金の匂いがするな、と思います。この女性は貴族的な容貌で、ドレスの生地も上等そうです。髪型が地味で、衣服は白と黒だけなので喪服かしら、と思います。O.ヘンリーが「喪服は女性の美しさを引き立てる」と書いていました。


ケープ・コッドの近くで製造されているサンドイッチ・ガラスのコレクションもあります。



夫がサージェントの絵葉書を買ってくれました。透明感のある綺麗な色の水彩画が30枚入っています。秋にボストン美術館でサージェントの水彩画の特別展があるので楽しみです。

コメント