2013年2月14日木曜日

バレンタインデー


アメリカのバレンタインデーは性別や恋愛感情にかかわらず贈り物をするようなので、お世話になっている英語の先生にゴダイヴァのチョコレートを差し上げました。近所のショッピングモール内の店舗に、真っ赤なリボンとシフォンのバラの花の付いた箱がうずたかく積み上げられていました。チョコレートの甘い匂いで気分が悪くなってきたので早々に退散しました。

伊勢丹の「サロン・デュ・ショコラ」のようなすごいものはボストンにはないと思います。サロン・デュ・ショコラは数年前に行ってみたら、エールフランスの機内誌をもらい、偶然ラリックの特集号だったのがうれしかったです。その時はオレンジチョコレートを買ったのですが、そこまでおいしくはなかったように思います。チョコレートはナッツや砂糖漬けのフルーツなど、チョコレート以外の材料をふんだんに使って凝った作りのものよりも、オーガニックの板チョコの高級なものの方が好みです。

でも、ドゥバイヨルのバレンタインデー・チョコレートは箱がチャールズ・ヴォイジー風で素敵です。「このチョコレート欲しいな」と言ったら親切な夫が「買いに行こか」と言ってくれましたが、残念ながらアメリカには店舗がありません。英語版ウェブサイトで見られるパッケージデザインも日本のものとは違います。

さて、私は自分の収入がないので夫にチョコレートを贈るのもおこがましい気がして、料理とデザートのリストを作って「何がいいですか」ときいてみました。唐揚げ、ビーフシチュー、ローストチキン、ラザニア、フルーツケーキ、ババロアなど少し手が込んでいて見栄えもするものを提案してみたのですが、夫が選んだのは水炊きとお団子でした。

いただいたチョコレート。ピアノのよう
夫宛で日本からいただきましたが、私もお相伴させてもらいました。

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