Pluot スモモとアンズの子供

ひいおじいちゃん、おじいちゃん、お父さん、息子
スーパーマーケットで色々な種類を売っていたので、プルオットを買ってみました。plumスモモとapricotアンズの交配種で、pluotプルオットと言うそうです。むりやり日本語訳するならスモズでしょうか。スモモ:アンズの割合は3:7だそうです。

アンズは全体にオレンジ色のものしか見たことがありませんが、スモモは種類が多く、赤、ピンク、紫、緑など外見、大きさも様々です(参考)。プルオットも外見はスモモの特徴が強く出ているようです。皮もスモモに似てツルッとしています。

食べてみると味も食感もスモモに近い印象でした。スモモよりも酸味が少なく、甘いです。そう言われてみれば少しアンズのような香りがするかも?というくらい、アンズが親であるということは感じさせません。品種による味の違いはあまり分かりませんでした。

日本では法務の仕事をしていました。特許関係の業務も少しありました。植物の新品種の開発はありませんでしたが、勉強会に行ったとき特許法関係の講義で、種苗法についても少し教わりました。新品種を開発し、それを種苗法に基づき登録するため出願する場合、種を1000個提出(キノコの場合は試験管5本分の菌株)する必要があります。種をまいて収穫を待っていると時間がかかってしまうので、特許庁の人が開発者の所へ実物を見に来ることもあるそうです。特許の手続きは複雑で手間がかかり、クレームも頭が痛くなるような難しいものでしたが、新品種登録はおもしろそうだと思いました。

将来、日本にプルオットが輸入されることはあるのでしょうか。プルオットはスモモよりもおいしかったですが、日本の白桃には及びません。

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