京都水族館

かっこいい建物
生きた化石

京都の本領が寺社仏閣であることは疑いの余地がないのですが、寒い時期はあまり外を歩き回りたくないので、京都水族館へ行きました。2012年に開館した、新しい水族館です。京都に来てわざわざ水族館へ行く人もあまりいないでしょう、という予想に反し、大賑わいです。



プールに囲まれたかっこいい建物ですし、展示の仕方もオシャレで、きれいな水族館でした。海沿いではないので、すべて人口の海水で賄っているそうです。海遊館と比べると規模は小さいですが、飼育している生物が最もきれいに見えるように水槽が作ってあるようで、見応えがあります。隅々まで行き届いている感じが良いです。


お目当てはクラゲと熱帯魚です。水槽に飼う魚の種類は、共食いにならないように当然配慮するのでしょうが、数や大きさ、いろどりなども配慮しているのだろうと思いました。竜宮城はこんな光景だったに違いありません。タツノオトシゴが見られなかったのは少し残念でした。

水族館というと、映画『クローサー』が印象的です。4人の男女の痴情のもつれを描いた、ドロドロした変な映画でしたが、 水族館での男女の出会いは、一番の笑えるシーンでした。水族館の大水槽の前ではいつも思い出します。

サービス精神ゼロ
入場料は大人2,000円とやや高いですが、2回分の入場料で年間パスが買えます。休日は混雑するので、例えば仕事帰りにふらっと立ち寄って、水槽の前でぼんやりする、というのが贅沢な楽しみ方だろうと思いました。

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