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美術は調べ始めると無限かと思うほどに広がり、音楽や文学の潮流とも関連してきます。しかし、対象を絞らないと収拾がつかなくなるので、今回は19世紀、地域はイギリス、フランス、ドイツ、オーストリアの、薄明かりの絵画のみとしました。イタリアやスペイン、北欧や東欧にも関連する興味深い美術がたくさんありますが、知識が全然ないので、これだけ調べてまとめるだけでも訳が分からなくなりかけました。年表の「アカデミズム」と「反アカデミズム」も、類型的で好ましくない二項対立なのかもしれませんが、アカデミズムを基軸とするとなんとなく話が進めやすい、という素人の浅知恵からこのようにしました。ご容赦ください。
それぞれの芸術運動やグループ、絵の紹介は次回以降に譲ります。なお、バルビゾン派から、リアリズム、印象派の流れは、年表には少し入れていますが、詳しい方がたくさんいらっしゃって、私が下手なことを書くのは憚りがあるので、控えます。
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