2012年10月1日月曜日

amazon primeのワナ

日本のamazon.co.jpには○○円以上買うと送料無料になるサービスがありますが、アメリカのamazon.comにはなく、1回の買い物にかかる送料は日本よりも高いです。そこで、年会費約80ドルを支払うとamazon primeのメンバーになることができ、一部の商品の送料は無料になります。

ただ、送料無料になるのはアマゾンから直接新品を買う場合で、アマゾンを通じて他の業者から購入する場合や、マーケットプレイスの場合、送料が別にかかることが多いです。1回の買い物で送料が4~数10ドルかかって、カッと来ているところに「プライム会員1ヶ月無料でお試しください」という広告が出ます。それで思わずクリックしそうになるのですが、注意が必要です。

  • 1ヶ月の無料期間を経過しても、「お試し期間が過ぎました、継続するなら意思表示をしてください」という通知が来ません。もしくは、そういう通知は来ていたのかもしれませんが、アマゾンからの他のたくさんの広告や、お知らせメールに紛れて見落としがちです。
  • プライム会員の年会費は上記のお試し期間を過ぎると自動的にクレジットカードから引き落とされます。さらに、1年経過すると契約が自動更新され、また年会費80ドルを支払う(支払わされる)はめになります。プライム会員契約を自動更新したくない場合は、そのための手続きが必要です。手続きはオンラインでできますが、細かい文字で分かりにくい所に書いてあって自動更新の取り消しがやりにくいようになっています。
  • プライム会員権は、人数制限はあるものの、家族で共有できます。夫婦で別アカウントから買い物をする場合でも同じ会員権で送料無料にできるので、一家で年間160ドル以上支払うのはアマゾンさんの利益になるだけです。
私は、アマゾンの策略にはまり(?)、試しに加入してから気付けば3ヶ月ほども経過していて、80ドルを支払っていました。夫もprimeに入っていたので、無駄になってしまいました。自動更新をしないように手続きをしました。

アメリカの店は広すぎてどこに何が売っているかもよく分からないので、通信販売を利用する機会は日本にいるときよりも増えました。よってprimeに入ることはそれなりに意味があるとは思いますが、80ドルというのは小さいお金ではないと思います。試用期間の経過に注意していなかったり、細かい文字の説明をちゃんと読んでいなかった私も悪いですし、こんな不注意な人はあまりいないかもしれませんが、プライムは「加入しやすいように、脱退しにくいように」仕組みができているように思ったので、皆さまご注意ください。

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