イースターのうさぎ



今年のイースターは4月20日です。イースターといえば、アメリカでは、なぜか「うさぎがチョコレート製の卵や、オモチャの入っている卵を生む」ということになっているようです。イースターには、子供たちが庭でエッグハントを行うイベントがあります。写真は日本へお土産に持っていった、デダム陶器のウサギと、実家に飾ってあった木製のウサギです。ドイツのオストハイマー製で、子供用玩具として作られたようです。


物々交換で、かわりにロイヤルコペンハーゲンのうさぎをもらってきました。私の持っているフィギュリンの中では、レア物かもしれません。ブルーフルーテッド模様が、細かい部分まできっちりと端正に絵付けされています。手持ちのティーセットと比べてみても、完成度に顕著な違いが見られます。 紅水晶を彫って作られているうさぎは安物で、普段は片付けていますが、せっかくのうさぎ祭なので一緒に飾りました。

とにかく甘いです。Wikipediaより。



イースターの食べ物は、ゆで卵の他、「クリームエッグ」というものがあります。卵をかたどったチョコレートの中に、シロップよりは粘性の高い、白身と黄身を模した柔らかい砂糖(ただの砂糖、特段の風味はなし)が入っています。「クリームエッグを食べて人生が変わった」、「クリームエッグを『甘すぎる』とか言う人は、カバンにカブと粉をいっぱい詰めて雨ざらしになっていなさい」、「クリームエッグを割って中身を見るのは、神様のお顔をチラッと見るようなものだ」等々と絶賛する人や、「デザートに4つも食べちゃった」と言っていた知人もいて、大変人気があります。そこまで言われると気になるので、試しに一つ買ってきて食べてみましたが、糖分120パーセントの砂糖の塊という感じで、ただ甘いだけでまったくおいしくありませんでした。日本で言うなら、お盆の落雁をそのまま食べるようなものだと思います。一口だけかじって、残りは処分するしかありませんでした。他に、ホットクロスバンズがあります。こちらも試しに作ってみました。販売されているホットクロスバンズは、大きな箱に入っていて、とても甘そうなので買う気にはなれませんが、色々なドライフルーツが入っていて、作ったものはなかなかおいしかったです。

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