禁断のライスプディング


"What do you hate most?" asked Fred.
"Spiders and rice pudding."
(L.M.Alcott, Little Women)
ライスプディングを検索すると、検索候補で「ライスプディング まずい」というのが真っ先に検出されます。お米を牛乳で甘く煮るというのは考えただけでも抵抗があるし、夫は嫌がると思ったので、昼間に作ってこっそり食べてみました。インディカ米を使い、カルダモンを入れてインド風にしました。

全部食べられる自信はなかったので、レシピに書いてあるよりも少なめで作りました。レシピには温かいまま食べるように書いてあるので、まずは作りたてを食べてみました。まずくて食べられないほどではありませんが、特別おいしくはないです。牛乳を熱することによりたんぱく質が分離し、食感が大変悪くなります。二口くらい食べると気持ち悪くなりました(それは充分まずいと言えるのではないか?)。もともと牛乳は飲まないので、こういった牛乳中心のお菓子もあまりおいしいと思えません。温めた牛乳なら、ミルクティーやココアの方がいいと思いました。次に冷やして食べてみました。西洋式のライスプディングは冷やして食べるようです。牛乳の臭いは温かい時よりは感じませんが、また食べたい味ではないです。ライスプディングはインドやヨーロッパだけでなく、アジアの他の国々でも広く食べられているようです。日本でもおはぎは甘いし、甘いお団子や餅菓子も多くありますが、米と乳製品という組み合わせはやはり良くないと思います。炊いたお米でもできると思いますし、あえてインディカ米を使う必要もないようで、手軽に作れるので、話の種とか、怖い物見たい、という方はぜひどうぞ。

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