ボストン美術館蔵 |
ところで、ボストン周辺の名物といえば、
- ロブスター
- ナンタケット・バスケット
- デダム陶器
デダム陶器はアメリカのアーツ・アンド・クラフツ期にマサチューセッツ州デダムで創業した陶器の会社です。表面の釉薬に細かい貫入のある、白地に青で絵付けが施された陶器を製作しました。芽キャベツの茂みの間にウサギが丸くなっている、「デダムのウサギ」が代表的なパターンです。他に、ゾウ、イルカ、カエルなどの動物や、植物のパターンもあります。なお、デダム陶器は1943年に閉鎖され、現在生産されているのはデダム陶器のリプロダクト品で、オリジナルではありません。オリジナルは美術館に所蔵されるくらいなので、非常に高価ですが、リプロダクト品も結構なお値段です。
リプロダクト品の生産が主にコンコードで行われているためか、日本語では「コンコード焼」と呼ばれているようです。雅子妃が皇太子とご結婚の際に、皇室に持参なさったとかで、日本人の間で人気のあるお土産品のようです。
絵皿はちょっと手が出ない感じだったので、小さなウサギの置物を買いました。ウサギの一家のようにして飾るとかわいいですが、1個ずつ、別の方に差し上げるつもりです。お店は小さく、他のお客さんもいませんでした。なかなか「日本人好み」という感じですし、話のタネに良いかと思います。
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