庭仕事



昨年秋に転居した賃貸アパートは、とても小さい花壇とさらに小さいウッドデッキが付いています。冬の間は放置していたため、ハコベ、ナズナ、ホトケノザなどが繁茂していましたが、撤去し、種をまき、苗を植えました。花壇には、ラベンダー、アサガオ、テッポウユリ、スズラン、ヒエンソウ、アヤメ、ヤグルマギク等を植え、鉢植えは、ギンモクセイ(銀木犀。金木犀ではなく)、ヒイラギモクセイ、ギンバイカ、クロモジ、アンズ2本を植えました。購入時から成長したものもあるとはいえ、植えた本人の自己満足でしかなく、どの苗木もヒヨヒヨです。

種をまいて、発芽しなかったものも多いです。花壇にもともと入っていたのが、粘土質で水はけの悪い土だったのが原因かもしれません。苗で買ったものも生育が悪い気がしています。近所のホームセンターで投げ売りされていたデルフィニウムとラベンダーだけは良く育っています。初心者は、種ではなく苗から育てる方が良いのでしょう。




デルフィニウムを摘んできて、飾りました。驚異の棚には、何かしら植物があると良いと思っています。花弁を乾燥させると、色がきれいに残るので、ボストンで入手した古いガラスの器にラベンダーと一緒に保存しています。

昨年植えたヒイラギは、冬に花が咲いたものの、思ったよりも香りがしなかったため、ギンモクセイとヒイラギモクセイを追加しました。これらは生垣を作ることが多く、鉢植えで後生大事にするようなものではありませんが、手入れもあまりしなくて良く、姿が良いと思っています。ギンバイカとクロモジは、葉に芳香があります。ギンバイカは、写真で見る限り花もきれいなので、楽しみにしています。クロモジは地味であり、渋いです。ロウバイの香りも好みですが、苗木が高価なので、諦めました。

野菜や果物は、素人が作るよりも、プロが作ったものを買う方が、安くて味も良いですが、アンズは流通量が少ないため、植えてみました。当分実がなることはないようなので、まずは花を楽しむ目的です。中国の「杏林」の逸話もすてきです。

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