科学博物館「死海文書」展


ボストンの科学博物館「死海文書」の特別展を開催中なので見に行きました。図書館で割引券をもらいましたが、常設展と併せて入館料32ドル→22ドルにしかならず、ヨーロッパ旅行で散財しすぎた後で痛い出費になってしまいました。死海文書は20世紀半ばに発見された1000弱の聖書関連の文書、とのことで、考古学的に非常に重要だそうです。

高い入館料を払ったので元をとらないと、となるべく解説も読みながら見ましたが、展示物の保護のためか冷房がききすぎていて冷えてしまい、途中で挫折しました。数千年も昔のものが見られて、巻物に書いてあった内容が読める、というのはおもしろいですが、考古学とか、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の入り混じる西アジアの文明についてかなり知識があることを前提としているようでした。展示内容は少しマニアックだと思いました。子供もいましたが、小中学生には難しいのではないかと思います。

美しいモデル。なんか「たんじぇんと」?とかいうものらしい。
その後、常設展を見ました。20年前、2年前にも科学博物館に来ました。2年前と比べても変わっている部分がかなりありました。私は子供の時も今も科学はサッパリで、その上20年前は今以上に英語も読めなかったので展示を見ても「?」でしたが、今回は理系修士の夫がいろいろ説明してくれて、おもしろく見られました。しかし、いくら頭の良い夫と結婚しても、残念ながら自分は一つも賢くなりません。

この雰囲気、いいよね!(バカ)
オウムガイは「ふぃぼなっち」というものと関係あるらしい。
科学博物館や自然詩博物館で一番ワクワクするのは貝殻と鉱石の展示です。それも、「この鉱石の組成は…」という科学的興味からではなく、単に見ておもしろいから、きれいだから、という理由なのでダメです。科学博物館は体験型の展示もたくさんあるので、たとえ意味はよく分からなくても子供も楽しめそうです。夏休みなので、子供が集団で来ていました。

アルキメデスの装置


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