2017年2月26日日曜日

バレンタインデー

昨年のバレンタインデーは何もなしでしたが、今年は盛りだくさんでした。
夫からもらいました。夫は、バレンタイン用に小さいお菓子をいくつか用意し、オーケストラの練習の時に頂くと、その場で返すそうです。1か月待ってから返すとすごい量の利子を付けないといけないと言いますから、その場で返すのはスマートで良いアイディアだと思いました。多めに買って、余った分をくれました。以下のチョコレートは外国製でしたが、味は日本製のチョコレートが一番です。


自分で買ったスペインのアマリエ。 菫の缶が欲しくて買いました。バレンタインデーは本来、(日本では)女性が意中の男性にチョコレートを贈る日だというので、夫に「も」食べてもらいました。私がきれいな包装のお菓子を買って喜ぶ日と化していますが…アマリエは、昔ミュシャを後援していたそうで、ミュシャの絵の付いた缶入りチョコレートも販売されています。3月に入ると新美術館でミュシャ展が開催されるそうですので、行かないと。


頂き物のドゥバイヨル。憧れのブランドです。自分ではちょっと手の出ないお値段です。もちろん箱も中身も芸術的で美しいのですが、チョコレートのお味は、正直そこまでのもの???という感じでした。私の舌がおかしいのかもしれません。



バレンタインとは関係ありませんが、ある朝出社すると、机の上に小さな紙袋が置いてあって、中にはアメリカのお土産の化粧品と、お菓子が入っていました。色を塗らない目的の化粧品は、ドイツ発の一番安い、青い缶入りのアレと、アメリカ発の石油由来のアレしか使わないので、こんなオシャレなものを頂いてもったいないと思いました。選んで下さったのは、六尺豊かなスポーツマンの先輩で、部員一人一人の机の上に袋が置いてあったので、「私が不在の間、お利口にしていたかい」というようなメッセージを感じて、楽しく、うれしかったです。

2017年2月4日土曜日

羽田空港のナゾのお土産


十代の頃に、父が買ってきてくれたお土産がとてもおいしいと思って、もう一度買ってほしいと何度か頼んでみたのですが、他の家族はそこまでおいしいとも思わなかったようで、食べたこと自体、憶えていないようでした。「羽田空港のお土産で、クッキーの間にショウガ風味のナッツの飴が挟んである和菓子で、包装にヒョウタンが描いてある」と説明しても、「???」という顔をされるばかりで、分かってもらえませんでした。まず、買ったのが空港だったとしても「羽田空港のお土産」ということはないはずですし、クッキーの間の飴にしても、ハードキャンディを思い浮かべるなら変な感じがするので、分かってもらえないのは当然です。デパートで諸国銘菓のコーナーがあるといつも探しましたし、インターネットでも探しましたが、全くそれらしいものが見つかりませんでした。

20年近く、あれは何だったのだろう、と思い続けていたのですが、ついに駅で見つけました。目黒発の「六瓢息災」というお菓子でした。目黒の本店の他、空港や、いくつかの駅でしか販売しておらず、デパートの取り扱いはないようです。自分用のお菓子としては高価ですが、ここは大喜びで購入するしかありません。 自分ではまず作れなさそうな、凝った作りのお菓子であり、記憶と同じ味だったので、うれしく思いました。でも、夫は「さっきのお菓子何やったっけ?六波羅探題?わしはもうええわ」と言って、あまりおいしいとは思わなかったようです。