2016年3月22日火曜日

ドイツ語学習継続

ドイツ語学習とは無関係です
ボストンで延べ1年間、ドイツ語学校に通い、帰国してからは細々と(ボソボソと)自学自習をしてきました。コンスタントに通学するのはお金がかかるので、自学自習の期間があって良いと思いますが、かといって自習だけだと会話や作文の練習ができないため、学校を再開しようと会社帰りに通うべく、申し込みをしました。ドイツ語学校は高額ですが、会社が半額負担してくれます。通勤の乗換駅に学校があるのも良かったです。

「なぜ英語を勉強するのか」を尋ねられることはほぼ皆無ですが、「なぜドイツ語を勉強するのか」はよく訊かれます。ドイツ語を始めたきっかけは「外国語が英語しかできない(それもできるといえるレベルではありませんが)のは体裁が悪い」、「響きが好きだから」というショボいものでしたが、ショボい理由で始めたことは他にも色々あるところ、大概長続きしません。なぜドイツ語だけダラダラ続けているのか、というと、理由はチャイ語が苦手だからなのでした。会社からTOEICを受け続けるようにと言われるのが嫌で、チャイ語を始めれば免除されるのでは、という甘い期待の下、始めたのですが、TOEICは免除されず、チャイ語は身に着きませんでした。、放送大学で半年間、その後会社の提供するレッスンを半年間受講したものの、受講後に受けたTECC試験は受講前から●点しか上がりませんでした。数カ月間、サボっていたドイツ語を再開したのは、チャイ語が辛くて、これならドイツ語の方がいいわ、と思ったからです。チャイ語を勉強している同僚が一人いて、その人はどんどんステップアップし、検定試験も合格するし、中国とのメールのやり取りや契約のドラフティングもチャイ語でやる、など傍から尊敬の目で見ているのですが、比べて自分はあまりにダメです。不純な動機で始めて、すぐに挫折しただけでも恥ずかしいのに、その上ドイツ語まで挫折したら恥ずかしくて穴があったら入りたいくらいなので、なんとか続けている次第です。元来、怠惰で勉強嫌いなので、ドイツ語の勉強が「楽しい」とはあまり思いませんが、苦痛と思わずに勉強ができるだけで良いと思っています。

朝にやっていることは、Deutche Welleのディクタートと以下の問題集、


始業前と昼休みに読解を少しずつやっています。Prismenは和訳がついていないため、独学に向いていないというレビューを読んだので、買い直したものです。本書はドイツの新聞記事等に取材していて、内容は高度ですが、単語もここに登場するのを端から憶えれば役に立ちそうだとは思いました。


中級以上のドイツ語の単語集は、『例文活用 ドイツ語重要単語4000』(白水社)と『ドイツ語単語5500』(郁文堂)がありますが、どちらも100年前のレイアウトという感じで、見にくいことこの上ないので、英語版を使っています。でも、英語版も中級の単語と基礎的な単語が入り混じっているし、名刺の複数形が書いていない、など完璧ではないと思います。

会社が半額負担してくれるとはいえ、なかなかイタい出費ではあったので、レッスンのある日は何が何でも残業などせずに、一目散に学校に向かうつもりです。

2016年3月21日月曜日

ミネラルザワールドin横浜2016



昨年12月の池袋ショーは野暮用で行けなかったため、久しぶりのミネラルショーへ行きました。冷え性で、寒いのが苦手です。最高気温が15度以上まで上昇するようになると、それだけで生きるのが2割くらいは楽になる気がします。日本は全体的に景観がイマイチですが、春になると咲く、淡い色の木の花の美しさは帰国して驚いたことの一つで、電車から時々花が見えるのがとてもうれしかったです。

ミネラルショーでも春色の鉱物が良く思えて、青色縛りを破って、ピンク色のダンブリ石と方解石を購入しました。方解石は、透明のもの、緑色がかったものと同じトレーに入れて陳列されていたので、菱餅のようだと思いました。

ガラス瓶に入っているのはアパタイトです。子供の頃、祖母が飼っていた金魚が死んでしまったので、青いガラス製の水槽用の石を庭の玉砂利に捨てていました。私と弟はそれが宝石だと思ったので、拾い集めて洗って保管しておきました。混ざっていたすりガラスのビー玉も大切にしていました。この色、大きさと形はその水槽の石を思い出させ、つまりは安っぽいということですが、懐かしくもあります。


今回の(ささやかなる)目玉は、ベラクルス・アメシストです。アメシストは安価な鉱物ですが、ベラクルス産は例外で、指先ほどの小さなものでもお値段が張ります。なかなか手の出るものがなく、初めて購入しました。大きさと価格が亀、鶴、松、竹、梅とあって、竹のコーナーから吟味して選びました。母岩があまり好きではないので、透明感の高い、ラベンダー色の結晶だけで構成されるところにひかれました。驚異の棚に収めました。