一時帰国 蔵書整理


手放した本の一部
実家には本棚2つ分の蔵書があり、さらに渡米のために倉庫に預けている本や、アメリカで買った本もあります。日本の住宅事情を考慮すると帰国後にも十分な本の収納スペースの確保できない家に住む可能性が高く、キンドルを買ったので青空文庫や英語で読める本は手放そうと思って蔵書を整理しました。本は、再読するつもりで手元に置いていましたが、一生の間に読める本が限られていることを考えると、再読できる本は少ないだろうと思います。ただ、下の写真のような画集、写真集、展覧会のカタログなど画像中心の本、原典が英語以外の海外文学の翻訳、ヴァージニア・ウルフ関係の本などは保存することにしました。



手放す本は、すべて背表紙だけ写真を撮りました。捨てる前に写真を撮っておくと、未練がなくなり、後から写真を見ても「捨ててよかった」と思えます。そう思うということは、普段からいらないものを多く貯めこんでいるということだろうなと思います。

本棚は作りつけのものと備え付けのものとがあり、備え付けの方は漆喰壁がむき出しで、壁に接している部分は少しカビが発生していました。「本の虫干し」の意義があまり良く分からなかったのですが、やはり必要なのかと思いました。蔵書の3分の1程度を処分することにしました。不要な本は実家の家族が中古で販売してくれるそうです。ただ、キンドルが出たせいか、読書する人が減っているせいか、本はあまり売れず、文庫本などはほとんど値がつかないものも多いようです。家族には手間をかけてしまいますが、ずっと本の処分のことが気がかりだったので、減らすことができてほっとしました。

コメント